十三夜

秋もだんだん深まってきました。そして、今夜は十三夜です。ちょうどいいお月見の季節ですね。
でも十三夜は、十五夜に較べて、あまり話題にならないですよね。そもそも、十三夜というのがあることを知らない人もいるかもしれません。昭和の時代までは、十五夜の約1ヶ月後なので、「後の月」と呼ばれ、どこの家でもススキやお団子などを供えてお月見をしていました。
「今日が十五夜」というニュースを聞けば、月を見てみようかと思いますが、お供え物はしなくなりました。まして十三夜の方は、満月ではない半端な大きさの月なので、見たいと思わないでしょうね。

お月見というのは、いつ頃からの風習なのですか?

十五夜のお月見は、平安時代から続いてきた長い歴史があります。でも、十三夜というのは、江戸時代からの風習のようです。十三夜の知名度が低いのは、歴史が浅いので、300年程度では日本人のDNAに刻み込まれていないのでしょう。

月齢13の月を天体望遠鏡で見ると、大きなクレーターが2つ、コペルニクスとティコという名前ですが、それらがきれいに見えます。十三夜の月は、天体望遠鏡で見るのがいいです。

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月齢13の月









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