2001.8.30
宇宙開発事業団(NASDA)がH2Aロケットの発射に成功した。まずはご同慶の至りと言っておこう。個人的な意見を言えば、国産にこだわる必然性が見えないのだ。気象衛星ひまわりが寿命を迎えるのは承知しているが、次の気象衛星の打ち上げが国産ロケットでなければならない理由がイマイチわからない。食糧は自給したほうがいいと思うが、ロケットを自給するメリットはなんだろう?
いや、今日はこんな硬い話をしようと思ったのではない。ちょっとしたトリビアを披露しようと思ったのだ。
ロケットの打ち上げ方式が日米で異なるという話だ。
日本 | アメリカ | |
-3 | ||
エンジン点火 | -2 | |
-1 | ||
上昇開始 | 0 | ignition start |
+1 | ||
+2 | lift off | |
+3 |
つまり、秒読み0秒が日本では発射台を離れる時刻であるのに対して、アメリカではエンジンに点火する時刻なのだ。
次のスペースシャトル発射のときに確認してみてください。