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『バンディッツ』を観てきた

2002.1.17

 バリー=レビンソン監督作品『バンディッツ』を観てきた。結論から言えば、お勧め度★★★★。

 テレビ朝日『虎ノ門』(金曜日25:30〜)内「こちトラ自腹じゃ」で井筒和幸監督も★★★★をつけていたので観に行き、気に入ってしまった。ただ、期待が大きすぎたことと、結末がちょっと気に入らなかった^_^;ので★を一つ減じた。

 最近の映画はCGを使うのが義務のような風潮があるが、この映画にはCGがない(と思う)。演技と脚本で見せるところがエライ。CGに頼らず、演技と脚本で見せているのがエライ。それだけで★★★★★だ。特に、テリー役のビリー=ボブ=ソーントンは秀逸。健康に神経質すぎる男が役どころで、見せ場で体を掻いたり、「beaver and duck」と寝言を叫んで目を覚ましたりと、細かい演技に感心してしまった。

 ちょっと調べてみたら、レビンソン監督は――僕が見た作品だと――『レインマン』('88:アカデミー賞作品賞&監督賞)『グッド=モーニング=ベトナム』('88)『ウワサの真相/ワグ=ザ=ドッグ』('97)なども撮っていると聞いて納得。いずれもしっかりした脚本で見せる映画だ。

 そろそろ公開終了のところもあるようなので、見ようと思った方は映画館へ急げ!

『バンディッツ』公式サイト
『虎乃門(旧虎ノ門)』(バックナンバー1月11日放送)

※書き直しました。