2002.10.10
昨日の物理学賞小柴さんに続いて島津製作所の田中耕一“高分子のことだって手に取るようにわかるようにしたろ”さんがノーベル化学賞を受賞した。
東北大学を卒業して大学院に進まずに島津製作所に入社した。学問的に言うと、博士や修士ではなくて“学士”だそうだで、民間企業の研究者としては日本初とのこと。
いろいろ興味深かったこと――
◆残業?
受賞が決まったのが18時頃だったが、会見したのは21時過ぎ。残業していたのかな? それとも、島津製作所の社長が同席できるように調整していたのかな?
◆島津(家)の旗
島津製作所のマークは、薩摩島津家の紋所である「丸に十の字(轡)」。会見場には大きな旗が2枚――背景とテーブルの前に――掲げられていた。もしかするとこの旗を調達するために会見が遅れたのかもしれない^_^;。
◆淋しそうな小柴さん
一躍時の人となった小柴昌俊東大名誉教授は、見るたびに恵比寿さんのようなニコニコ顔でマスコミに応対していたが、「2日続けてのノーベル賞受賞ですが?」と訊かれたときにはニコリともしなかった。ちょっと淋しかったのかなぁと思った凡人のまる三でした。
◆奥さん、あなたは悪くない
どこからか帰宅したのか、バッグを持ったままマスコミに応対した奥さんの裕子さんだったが、「何しろ急なことで……スミマセン」旨のことを言っていた。ん? いや、奥さんは別に謝らなければいけないようなことは何もしてないぞ、絶対。もっと自信を持ってね。