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『吉田照美のやる気MANMAN』公開生放送

2002.11.6

 明治神宮外苑軟式野球場で行われた“文化放送開局50周年記念ラジオフェスティバル2002収穫祭”に行ってきた。詳細はこちらを御覧いただきたいが、各種イベントが行われ、『吉田照美のやる気MANMAN!』ほかの公開生放送が行われたお祭りだ。

11時頃にJR信濃町駅に到着してみると、駅前には屋台が出、神宮外苑へ入っていく人たちが大勢いた。「すごい人気だなぁ」と思ったのだが、よく見ると、アントラーズやレッズのユニフォームを着た人が目立つ。まったく知らなかったのだが、国立霞ヶ丘競技場ではヤマザキナビスコカップ決勝 鹿島アントラーズvs.浦和レッズの試合が行われることになっていたのだ。とは言うものの、キックオフ3時間前だから、気の早いことこの上ない。

 この日の吉田照美さんと小俣雅子さんの出で立ちは、照美さんがタートルネックのセーターにジーンズといったラフな格好なのに対して、小俣さんは真っ赤なスーツで気合充分(まる三ピンクに言わせると、意外にも爆乳である)。おまけに、使ったファンデーションにラメが入っていたため――僕が座った席からは分らなかったのだけれど――顔がキラキラしていたらしい。

 この日の『やるマン』のゲストはMEGUMIさんと須賀貴匡(仮面ライダー龍騎)さん。
最初の1時間余りは客の反応が悪く、照美さん小俣さんのしゃべりも空回り気味。ところが、須賀貴匡さんが登場すると会場は一変。それまでうつむいていた前列の須賀さんファンたちが顔を上げたので、茶髪頭のお嬢さんがたくさんたくさん座っていることに気づいた。僕も1時間半前からずっと座って――『グッチ裕三のすごいうまいぞぉ』の放送時から――見ていたのだけれど、その頃にはもうすっかり座っていたようだ。反応が悪かったのも頷ける。
とりあえず客の反応がよくなったせいか、照美さんのしゃべりがトップギアに入った(ように見えた)。須賀さん出演のコーナーが終わると、お嬢さんたちが席を立ち、“やるマン”リスナーと思しき人たちとの大入れ替えが発生。はっきり言って、この頃(15時前)になると薄ら寒いから、かなりコアなファンが残っていたようだ。
その後は、「お客さんたちが寒そうにしてますねぇ。いい光景ですね」などといった発言が相次ぎ、照美さんが全開だったようだ。

 非常に楽しかったのだけれど(この楽しさを充分にお伝えできないのが残念)、ちょっとした心残り(?)は、MEGUMIさんへの公開セクハラ(「お風呂で一番最初に洗うのはどこですか?」「じゃ、6番目は?」など)が聞けなかったことと、ショッピングでゴルフクラブセットを紹介するときの定番(小俣)「ドライバーはデカヘッド」(照美)「お前の頭と同じだ」が聞けなかったことだ。

 常日頃、「ラジオの仕事は僕の息抜き」と公言して憚らない照美さんにとっては、少し気を使わなければいけない公開放送というのはツマラナイ企画なのかもしれない。でもでも、次があったら「ウラをかえそう」と思ったまる三だった。

『吉田照美のやる気MANMAN』公式サイト