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日本最初のWebサイト

2003.2.13

 電子と陽電子を正面衝突させて素粒子の謎を探る線形衝突型加速器リニアコライダーを日本に建設する計画を高エネルギー加速器研究機構(KEK)がまとめたそうだ。

KEKの公式サイトhttp://www.kek.jp/を読むと、KEKが何の略かを知っている人は少ないという。実は、前身であるKô Enerugî Buturigaku Kenkyûsyo(高エネルギー物理学研究所)の略だそうだ。名称が変わった今でも、Kô Enerugî Kasokuki Kenkyû-Kikôで、海外の研究者の間でも“ケーイーケー”で通じるそうだ。ちなみに英語の正式名称はHigh Energy Accelerator Research Organizationだそうだが、それを知っている人はほとんどいないとか。
NHK(Nihon Housou Kyoukai)とともに日本語名称のローマ字表記の略称を使っているわけで、なんでもかんでも英語にしたがる風潮(JA・JR・NTTなど)が嫌いな まる三には好ましい。

KEK”ってなんかネタにできたはずだよなぁと思った。備忘録を繰ってみたら、「日本最初のWebサイト」だそうだ。1992年9月30日、高エネルギー加速器研究機構 計算科学センターの森田洋平博士が作ったもの。では御覧いただきましょう、これが日本最初のWebサイトです。

これは、茨城県インターネットフォーラムが保存しているもので、トップページからは森田博士へのインタビューなども紹介されています。