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お笑いライブに行ってきたpart2

2004.2.8

昨年に引き続き、町のホールで行われた“爆笑ライブ”に行ってきた。

 今年の出演者は、磁石・ハミング・マギー審司・アンジャッシュ・はなわの5組。出演者が2組減って時間も1時間弱短くなったけれども、今年も楽しめた。町と教育委員会が主催したかたちになっているけれど、実質的には有志が骨を折っている催し物らしい。

 大学時代にまる三が加入していた落語研究部も、プロの噺家さんを招いて落語会を主催していた。ぶっちゃけた話、誰でも知っているような(正確には、お金を払って来ていただけるような落語ファンならば誰でも知っているような)“大看板”をお呼びしても100万円くらいの出演料+交通費で来ていただけたのだ。二ツ目さんならば御一人3万円+交通費という破格の安値で来ていただけたのである。この出演料で、昼席・夜席をやっていただいた。
もっとぶっちゃければ入場料は1200円。約500人収容のホールで昼席・夜席を開催するので、完売すれば売上は120万円。ポスター貼りや宣伝や当日の会場整理といった人件費は(僕たち大学生が行うため)無料なので、ポスターやチラシの印刷代にホールの賃貸料を支払っても数万円の黒字になっていたのである。

ただし、(1)20年くらい前の相場である(2)大看板と二ツ目の隔年ながら毎年開催しているという繋がりがある(3)学生主催ということで相場よりも安くしてもらっていたらしい――ということはお断りしておかなければいけないかもしれないけれど。

 落語家と若手お笑い芸人という違いはあるけれども、お金の替わりに汗を流せば、皆さんの町でも「お笑いライブ」を開くことは可能ですよ。

考えてみれば、僕が住んでいる町には夏には吉本興業のお笑い軍団がやってくるし、冬には東京のお笑い集団がやってきます。なんと恵まれた町なのでしょう。

はなわが、前夜4時間くらいかけて考えたという「栃木県の歌」を披露してくれました。「もうちょっと練ったらイケるかも」と言っていたので、ひょっとすると正式に『栃木(仮)』を発表するかもしれません。最初に聴くという栄誉に浴したことを付け加えておきますです。