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ニコラス=ケイジって……

2004.3.12

 ニコラス=ケイジ主演の映画を立て続けに2本(DVDで)観た。

『マッチスティック=メン』(監督:リドリー=スコット/出演:ニコラス=ケイジ・サム=ロックウェル・アリソン=ローマン)『アダプテーション』(監督:スパイク=ジョーンズ/出演:ニコラス=ケイジ・メリル=ストリープ・クリス=クーパー)である。前者では強迫観念症(いわゆる潔癖症)の詐欺師、後者では自己嫌悪の強い冴えない中年の脚本家というのが役どころで、どちらもフツーの人とは言いがたく、彼が創り上げた人物は、はっきり言って友達になりたくない^_^;類のものである。

 以前、パチンコメーカーSANKYOのテレビCMでもヘンな人を演じていた。それやこれやを考えると、ニコラス=ケイジって言うのは“ヘンな役”が好きなんですかね。

 いや、かなり好きな役者さんです。

『アダプテーション』は、映画の脚本を作っていく過程をそのまま映画にしてしまったようなこれまた変わった映画なのだけれども、僕が理解できていない面白さがあるような気がしてならない。だって、『マルコヴィッチの穴』を作ったスタッフだからね。何かありそうだ。