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『藤木千穂ラジオグラフィティ』

2004.3.20

 15日から19日の『辻よしなりラジオグラフィティ』(文化放送/月〜金16:00〜17:40)は辻さんが遅い冬休みを取ったために、普段はアシスタントを務めている藤木千穂アナ(自称19歳)がメインを張った『藤木千穂ラジオグラフィティ』となり、太田英明アナ菅野詩朗アナ コージー富田さん北野誠さん嘉門達夫さんが日替り助っ人としてやってきた。

 白状するとまる三は、昨年11月頃からだんだんと『ラジオグラフィティ』を聞かなくなっていた。辻さんのしゃべりにはツッコミどころが満載で、そういう意味では楽しいのだけれど、疲れるのだ^_^;。たとえば――

  • ゲストの石野真子さんに「いや実はですね、先日、占い師さんに『尽くす女性を見つけなきゃダメですよ』って言われたんですよ。石野さんって“尽くす女”って感じですよね」と突然言い出した(2003年11月12日)。本人は褒め言葉のつもりだったらしい。
    おぃおぃ、なんでそういう“古い価値観”を押し付けるんだ。
  • 渡良瀬渓谷(栃木県)の紅葉の美しさを伝えるレポータに「プラズマディスプレイが目の前に現れたような感じですか?」と応じた。
    おぃおぃ、言いたいことはわかるけれども、本物とプラズマディスプレイを比べれば本物が勝つに決まってるだろ。
  • タクシー運転手さんが「外国人を成田空港まで乗せたところ支払いの段になって見慣れないお札を出された。『偽札か!?』と思ったけれども良く見たら二千円札だった」という話を披露したところ、辻さんは「日本語が分る外国人もいるんだね」と言った(2003年11月13日)。
    おぃおぃ、食いつくところが違うだろ。
  • ゲスト(マスコミ的には素人)が「婚姻届の書き方をインターネットで調べていたら、本籍はどこでもいいってことがわかりまして……」というところで「インターネットで調べなきゃいけないんですか?」と口を挿んだ(2003年11月14日)。
    おぃおぃ、話の腰を折るなよ。

 なんて具合。

 そんなことがあって『ラジオグラフィティ』から離れていたのだけれど、アシスタントの藤木千穂さんの正直さ加減とか当意即妙とか私生活暴露とかをまる三は買っていたので、辻さんが遅い冬休みの今週は聞いてみたところ、期待通りに面白かった。一条ゆかりさんとの共著『不幸になるには理由わけがある―正しい恋愛の掟』がある北野誠さんの回では、恋愛あるいは結婚に対する夢がずいぶん打ち砕かれたようでヘコんでいたようだけれども、それも含めて面白かった。

 余談だけれども、22日(月)の放送ではハルウララの106戦目「YSダービージョッキー特別(高知競馬場第10競走16時35分発走)」を実況生中継するようだ。辻さんのはしゃぎぶりが今から思いやられる。