2004.4.9
9時頃、「メッツ対ブレーブスの開幕3戦目をやっているはずだなぁ。見てみよ」と思ってNHK衛星第一にチャンネルを合わせたところ、野球中継をしていることはしているのだけれど「メッツ対ブレーブスじゃないのかな」と一瞬思った。しばらく見ていてなにがおかしいのかに気がついた。
見慣れないユニフォームを着ている。
メッツのビジター用ユニフォームといえば、昨日まで着ていた上下ともグレーのものか、オープン戦でよく着ていた上がオレンジ色のものだけれど、今日は上が黒のユニフォームを着ている。ま、これは良いとしても、ブレーブスのユニフォームがまったく変。ブレーブスのユニフォームは赤がアクセントになっているのだけれど、今日は青がアクセントになっていて、帽子のマークが小文字のaだったりする。
なんでだろうと思っていたら、タイミングよく説明があった。
現地時間でちょうど30年前の今日(1974年4月8日)、ブレーブスに所属していたハンク=アーロン選手が、ベイブ=ルースを上回る715本目のホームランを打ったのだそうだ。それを記念して、この日の試合は“ハンク=アーロン=ナイト”と銘打って、当時のユニフォームを着ているのだそうだ。
アメリカってこういうの好きだよね。
ターナー=フィールドのトリビア:
アトランタ=ブレーブスの本拠地ターナー=フィールドは、1996年のアトランタ五輪のときのメイン(陸上競技)会場を改修して野球場にしたものだそうだ。三塁ベース近くのファウルグラウンドが陸上のゴール地点だったそうだから、女子マラソンの有森裕子選手やアンデルセン選手(スイス)がゴールしたのはあそこなのだ。