2004.4.17
1947年4月15日は はしだのりひこさんの誕生日であるとともに、大リーグ初の黒人選手となったジャッキー=ロビンソンが、ブルックリン=ドジャースの一員としてデビューした日だそうである。そこで大リーグ機構は、毎年4月15日を“Jackie Robinson Day”と銘打ってその功績を顕彰することを今年から始めた。
試合が行われた全球場で放送された映像があって、上記リンクで表示されるページのVideo tribute shown nationwide at all MLB ballparksというあたりをクリックすると見ることができる（RealPlayerが必要です）。僕の拙い英語力で理解したところでは、「ジャッキー=ロビンソンは、勇気(Courage)決意(Determination)チームワーク(Teamwork)粘り強さ(Persistence)規範(Integrity)公民権(Citizenship）正義(Justice)義務(Commitment)美点(Excellence)を教えてくれた」というような内容だった。
ところでこの映像には、バリー=ボンズ（MVP 4回／本塁打王2回／打点王1回／ゴールドグラブ賞8回）カル=リプケンJr.（MVP 2回／新人王／ゴールドグラブ賞2回／オールスター出場19回／2216試合連続出場）ケン=グリフィーJr.（MVP 1回／本塁打王4回／打点王1回／ゴールドグラブ賞10回）サミー=ソーサ（MVP 1回／本塁打王1回／打点王2回／60本塁打3季は史上唯一）デレク=ジータ（新人王／ニューヨークの貴公子）に混じってイチロー（MVP 1回／新人王／首位打者1回／盗塁王1回／ゴールドグラブ賞1回）も“非白人選手”の代表として映っている。
なんか嬉しい。
大リーグは先人の功績を顕彰することに吝かでないので、生まれるのが遅かった人たちも過去の事績を知ることができるようになっています。
日本プロ野球でも、盗塁王福本とか400勝金田とか鉄人衣笠とかをもっともっとアピールすれば良いと思います。