2004.8.20
現地時間18日にカンザスシティで行われたマリナーズ×ロイヤルズ戦の3回表、イチロー選手が頭部に死球を受けて交代したっていう事件(?)があったんですけど、知ってました？
気になる方は大リーグ公式サイトの記事Ichiro hit by pitch, leaves game（英語）をご覧ください。記事の先頭“Ichiro Suzuki gets beaned:”というところのリンクをクリックすると（別ウィンドウが開いて）約2分間の動画がご覧になれます（Windows Media PlayerかReal Media Playerが必要です）。
前記記事を拾い読みしてみると、「2時間たってもめまいがする」とか「ヘルメットにボールが当たった音は何回か聞いたけれども今回は嫌な音がした（メルビン監督談）」とか「木曜日（明日）の試合の出場は疑わしい（doubtful）」なんて書いてあります（いずれも拙訳）。
デビュー年から4シーズン連続200本安打や1シーズン3回目（2ヵ月連続）の月間50本安打やシーズン最多安打（257本）更新なんていう記録がかかっているのに、「何をしてくれんねん」という気分です。
ちょっと扇情的に書いてしまったかもしれませんが、内角攻めが誤って死球になったようですし（決してワザとではない）、軽い脳震盪（mild concussion）だから欠場したとしても“大事をとって”ということらしいです。
顰蹙を覚悟で言うならば、グーで思いっきり殴られたボケ役みたいなもんでしょうか(x_x)☆＼(-_-;)
付け足し的^_^;にメディアの話をすると、『ニュース10』（NHK／月〜金22:00〜23:00）をはじめNHKでは報じられなかったようだ。ついでに言うと、ライブドアの堀江貴文社長が新球団構想を発表したことも報じられなかった。
【2004年8月20日追記】
木曜日の午後に、CT（Ｘ線断層写真）を撮って神経科医の診察を受けて「まったく問題がない」という判断が下されたそうです。良かったよかった。
ところで、カンザスシティで予定されていた木曜日の試合は――イチロー選手の望みどおり――雨で中止になったんですけど、28日にシアトルで行うことになったそうです（28日はダブルヘッダー）。ホームとビジターの開催数を同じにするよりも、試合そのものを行うことを優先するんですね。
【2004年8月21日追記】
先週だったか、プロ野球中継で解説をしていた苫篠賢治さんが言っていたことを思い出したので書き足しておきます。
「当たる瞬間までボールを見ていると恐怖心を抱くことがあるけれど、早い段階でボールが視界から消えれば恐怖心は芽生えない」とのこと。イチロー選手の場合は早い段階からしゃがんで避けようとしているから、大丈夫なんじゃないでしょうか＜希望的観測^_^;？
ちなみに、顔めがけて飛んでくるとボールは、スイカぐらいの大きさまでどんどん大きくなってくるそうです。怖いですね。