3月25日(木)いざ出発!北京へ

ホテルの送迎車で成田まで送ってもらう。さすが地元の運転手。幹線道路などは通 らずに田んぼや畑の広がる農村風景の中を走って行く。途中「空港反対!」と農家の庭先に大きな看板がかかっているのが見えた。まだ反対してる人がいるんだなあ。 私が初めて開港したばかりの成田空港に来たのはもう20年以上も前のこと。あれからずっと反対し続けているんだろうけど、その家の年月を考えると・・・ちょっと複雑な気分だ。

などと感慨に耽る間もなく空港到着。すでにそれらしき人たちが集っていた。なんせ90人以上の団体だから、スーツケースの山だけでも相当なもの。公演に出演するフラシスター70名、その家族少々(うちも息子たちを含む)、スタッフ少々、イリマレイアロハ後援会の人少々、スカイパーフェクトTVのカメラマン他少々。
最年少はうちの次男13歳。最高齢は83歳のフラシスターDさん。50代後半〜60代後半が中心年齢といったとこかな。なかなか個性的な集団で、取りまとめる旅行社の方々もてんやわんやって感じだった。

全日空905便にて出発。もちろんエコノミーだけど、モニターはひとりひとりに着いてるし、映画見放題!ゲームもやり放題!ちょっと乗らない間に国際線旅客機ってすっごく豪華になっていた。海外旅行は15年ぶり。長男も15年ぶり。しかし彼は当時2歳だったので全く記憶にないんだって。だから次男もろとも、二人とも初めての海外旅行なのに、ちっとも感激しているふうがない。 はしゃぐとか緊張するとか、何か態度で示して欲しいもんだわ・・・と無理矢理連れて来たことなど忘れて母はちょっと拍子抜け。
そんな子どもたちはほっておいて、まずは赤ワインを頂く。 いいねえ、アルコールフリーサービス♪まるでJALみたい!飲みながらマトリックスレボリューションを見始める。長男はマスターアンドコマンダーを見ているらしい。
そうこうしているうちに待望の機内食登場!期待するほど美味しくないことは重々承知の上ながら、私は機内食が好き。

左は次男の頼んだチキンメニュー、空揚げの甘酢あんかけ風だった。右は私の頼んだシーフードメニュー、サフラン風味のクリーム煮。あとサラダとチョコレートケーキ。 うーん、はっきりいってJALの方が美味しい。でもまあ、2本目のワインのお陰で美味しく頂きました。
見ていたマトリックスレボリューションは、迫力の映像ながら、見終わったとたんに内容をすっかり忘れてしまった。そういう映画なのね。
気流が悪くて結構ゆれながらも、無事北京に到着。 思いのほか早く外に出られた。
外はカンカン照りで暑いこと暑いこと!乗り込んだバスにはエアコンが(もちろん冷房)が入っていた。
↓は、中華人民共和国の旗がはためく北京空港管制塔。 ↓はわたしたちを先導するパトカー。一応国賓待遇なので、パトカーが先導してくれるらしい。でも道路はびっくりするほどの混雑で、あんまりパトカーの威力は発揮出来てなかったように思う。

   

高速の料金所↓がいかにも中国!という感じで感激してしまう。確かに自転車は多いように思うが、ひところに比べてずいぶん減ったそうだ。自動車は、アウディー・ヒュンダイ・メルセデスが多い。日本車もあることはあるんだけどちょっと負けてる?
道はとにかく真直ぐ!交差する道を見ても遥か彼方まで真直ぐ!環状線には信号がなくて、側道を使って車線変更をする。信号があっても守っている人なんていなかったけどね。で、その外側には自転車専用道路。道幅はとてつもなく広い。

 

マクドナルドがたくさんあった。ケンタッキーもあった。吉野屋を見つけた時はほんと嬉しかったよ。

今日は釣魚台国賓館に泊まる予定だったのだが、突然どこかの国のだれそれだかがお忍びで来てしまったとかで我々一般 人の入館が規制されて、急遽別のホテル(貴賓楼)へ。重厚な作りながら、中はとても現代的なホテル。 カードキーだったし、テレビも何10チャンネルも写る。NHKも写ったよ。