3月26日(金)イリマレイアロハ第10回記念北京公演

息子たちと別れて今夜の公演が行われる「北京21世紀劇院」へ向かう。

←ここが会場の21世紀劇院入り口

着いてすぐ、舞台に上がって立ち位置のチェック。その後、衣裳をつけての通 し稽古を2回。私は新米なので2曲しか踊らないからいいけど、先生やインストラクターの人たちの出番は多く、着替えに走り回る忙しさ。そういう風景を見ていると、嬉しい緊張感でわくわくした。
本番前、天壇公園観光から帰ってきた息子たちにあったら、えらいブスくれている。そりゃそうさね、公園なんて行ったって、あの子たちには退屈なだけだもんね。まあもう少しの辛抱だ、我慢してね♪と客席に送りだす。
開演前、会場いっぱいに中国の歌が流れ出した。高い子どもの声の合唱。あとで聞いたら、客席にいたおばさんがやおら立ち上がり前に出て指揮を始め、会場の人たち(ほとんどが大人)が声を合わせて歌い出したんだって!「ちょっと、恐いもんがあったよ」とは息子たちの弁。
オープニングは先生とインストラクターの人たちの「エ・ワイアナエ」。舞台のそでから 覗きながら、一緒に踊ったよ。こんなチャンスってそうないものね。

←「エ・ワイアナエ」素敵!

 
中国の踊りも披露された。コミカルダンスで息子たちに大受け!
お陰でご機嫌も直りました。

 ←先生のソロ、『花』。沖縄の歌は中国でも有名で、会場の人たちが一緒に歌っていた。衣裳は打ち掛けをドレスに仕立て直したもの。



↑ラストは全員で踊る『プアマナ』。あっという間の1時間公演。なんだかとっても楽しかった。終わってから気がついたんだけど、背景は富士山と万里の長城のコラボレート!なかなかの迫力もんでした。さすが日中友好文化事業!

カーテンコールでは、会場のお客さまが立ち上がり、拍手をしたり手を振ったリの大盛り上がりで、びっくり!舞台裏では一緒に踊った中国の方々が、感激で泣かんばかりに握手を求めてきたり抱きついてきたりで、またまたびっくり!おまけに日本大使館の人まで来てわたしたちをねぎらってくれて、うーん、結構すごい体験なんだなあってやっと実感した次第です。

興奮覚めやらぬまま、打ち上げ会場へ。「もうドレスの心配(体型の心配)もしないで、思う存分飲んで食べてくださいね!」 と先生のお言葉。
待ってました!しゃぶしゃぶ食べ放題!紹興酒も飲み放題!気持ちもほぐれて最高でした。(味はイマイチだったけど)



夜は『釣魚台国賓館』へ。一応「国賓待遇」という証しで宿泊できるらしい。話に聞くと結構泊まったことのある日本人はいるらしいけど、嘘かまことか、わたしたちの泊まった17号棟は大使クラス以上の泊まる棟らしい。(ちなみに天皇は18号棟にお泊まりになったそうな)

 ←国賓館内部の案内図。 中央の池に面している左の棟が17号棟、右が天皇の泊まった18号棟。ほんとだ、いいとこじゃん。

  ←国賓館のパスポートとカードキー。
キーを返そうにも、フロントらしきものはなかったように記憶するので記念に持って帰ってきた。ホテルじゃないんだね、やっぱここは。

廊下の両側には美術調度品が並ぶ。

この日は、鏡ばりのお風呂に浸かって、ほとんど気を失う状態で寝てしまいました。