3月26日(金)紫禁城(故宮博物館)見学

今日は公演の日。夕べ食べ過ぎて、フラの衣裳が入るかどうかちょっと心配なんかする。
朝ご飯は中華風バイキング。やっぱりひかえ気味に頂きました。定番『揚げパン』もあったんだけど、微妙な味。単に揚げパンだったし。さすがの添乗員さん。梅干しやら漬け物やらを各テーブルに配ってくれた。お粥じゃなくて白いご飯が欲しいよ。

午前中は天安門広場&紫禁城(故宮博物館)見学。 広い広い広いーっ!バスから降りて延々歩いてやっと天安門広場。うん、確かに広場だ。人もたくさんいる。ほとんど団体さん。お揃いの帽子をかぶっているのが中国人の観光客。外国人(日本人を含めて)はワッペンをつけている。↓左から長男、次男、ピンクのシャツが添乗員の加藤さん。(息子たちにカメラを向けると逃げ回るので、なかなか撮れないんだ・・・)

     

現地ガイドの陳さんは若くて真面目そうな好青年。足が早い。いやあ、ほんと早い。天安門広場から故宮博物館に入る道は石畳で足場が悪くて、観光する余裕なく足下を確かめつつはや歩きした。予備知識なしに来てしまったので、門をくぐっても広場。広場を通 過してもまた門。門をくぐってもまた広場・・・。ふう、疲れた。いったいどこまで行くのか。博物館ていうのに建物(門?)だけじゃん。美術品とかお宝とかないの?台湾の故宮博物館を想像していたんだけど・・・。まあ、確かにこの壮大な空間美はたいしたものだと思うけどね。 あっ、博物館じゃなくて、故宮博物院なんだ!
↓黄色い旗が我が2号車の旗。持っているのが陳さん。

     

建物の向こうには何も見えない。それほどこの地は広い。空気までが歴史の重みを含んでいるようだ。 修理も行われていた。足場は竹だって。「豊富にありますから」って。うーん、恐そう。

    

↓これが玉座らしい。(ほんとか?) ↓これはトイレの入り口。思いのほかトイレはきれい。

     

一応見学を終えて、奥の元書斎というところでお茶を頂く。部屋の中は高そうな書画やら骨董やら掛け軸やらがところ狭しと置いてあって、その奥には愛新覚羅溥儀の甥御さんとかいうおじいさんが 黙って座ってた。どうも頼むと書を書いてくれるらしい。1文字2万円だって!

  

解説の人の説明が終わるやいなや、皆さん殺到してお買い求めになっていた。私にはとてもじゃないけど手の出せるものではなかったので、記念に写 真だけ撮ってきた。(無料だった、よかった♪)

さて、続いてはお昼の時間。町のレストランに行った。夜はしゃぶしゃぶと聞いていたので、「北京ダック」を期待したんだけど出なかった。(結局本場の北京ダックを頂くチャンスはなかったの、ちょっと残念)
ここで、初めて白いご飯が出た。お米はいわゆる長粒種。チャーハンもどきも出たんだけど、うーん、これ、チャーハン?というお味だった。とにかく、これでもかこれでもかってくらいに料理が運ばれてきて、テーブルは満杯状態。みんな結構がんばって食べていたと思うんだけど、いつも相当残っちゃってね、現地のガイドさんが「お口にあわない?」って心配していた。いくら美味しくてもこんなにたくさんは食べられない。たくさん食べたくなるほど美味しいって訳でもなかったし・・・。

   

その後、食後のティータイム、ということでお茶屋さんに行く。各テーブルでお茶のデモンストレーション。巧みな日本語でお嬢さんが説明しながら3種類ほどのお茶を入れて飲ませてくれた。
「このお茶は、3回味が楽しめます。最初は『苦い』、2口目は『甘い』、最後に『うまい』、はいみなさん、ご一緒に!『にがい〜、あまい〜、うまい!』」とみんなに復唱させる。みんな律儀に復唱しているからたいしたもんだ。その後、ショッピングタイム。うーん、山のようにお土産を買う人が、一人や二人ではない。というより、何も買わないで時間を持てあましていたのはわたしたちぐらいのものか。



このあと、わたしたちは今夜の公演のリハーサルに向かった。(息子たちをはじめ公演に出ない人たちは、天壇公園へ観光に連れて行ってもらった、添乗員さん、ありがとう)