先天性の難聴は、言語の発達の遅れで発見されることがほとんどであり、その時期は、2歳から3歳になっています。早く難聴を発見できれば、補聴器をつけての機能訓練及び言語指導を行うことにより、よい結果がえられます。先天性難聴は、重症の仮死、重症の黄疸、極少低体重児、又遺伝性によっておこりますが、先天性の難聴は2000人に1人〜2人に起こるといわれています。
最近高度の自動聴性脳幹反応の機械が開発され、数分間で35デシベル(ささやき声程度の強さ)までスクリーニングされるようになりました。
生後4〜5日頃検査することが望ましいとされています。
当院でも、自動ABR(自動聴性脳幹反応)希望者には検査を行っています。 |