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2日目


いや〜眠れなかった・・・
ダイニングからカタコトと聞こえる音が気になり、何度となく見に行くも特に変わった事はなし・・・
寒がりがいるのでエアコンをつけたままにしたせいか乾燥し、それも眠れなかった理由のひとつかも。

朝・・・といっても5時にそ〜っと外を見たらすごい風・・・
この暴風がエアコンの室外機をカタコトと鳴らし、
その音がダイニングに反響していたと気づいたのは朝になってからでした。
睡眠不足・・・というよりほとんど寝ていないまま目が覚めてしまったのでお風呂の用意をして大浴場へ・・・
え〜っ!!本日朝風呂はなしですって・・・(>_<)
もう踏んだり蹴ったり・・・オフシーズンはリスクが多いですねぇ・・・
今朝撮るつもりだったのでこの宿のお風呂の写真は皆無です、旅行記は私の忘備録でもあるので残念・・・

今夜のお泊りの伊豆高原は近くなので時間の制限がほとんどなく、このお宿を出るのも気分次第です。
すぐ近くに宿を決めたのは、中日を有効に使え、明日帰るのもラクな立地だから・・・
今日は河津桜と、思いっきり南下して下賀茂のみなみ桜と菜の花を見るのが目的です。
コーヒーと道の駅で買って来たおまんじゅうで軽く朝食とし、9時出発。

まずは混まない内にと河津へ向かったのですが、そうは問屋がおろさず途中から車の流れが悪くなります。
あれだけマスコミに取り上げられれば、致し方ないことですね。
河津の町中に入ると、駐車場の呼び込みや誘導がすごいし、テントの屋台の多いこと!
適当な駐車場に車を入れ、屋台の呼び込みの声が飛び交う中を河津川沿いへ。
まずは川沿いの笹原公園の公衆トイレに行ったのですが、入口に手作りの箱が置いてあり
使用料10円・・・と言った張り紙がありました。
通常なら普通の公園のトイレなのでタダのはずですから、なんだかセコイですねぇ・・・
空き地駐車場が有料なのは納得できますが、
至る所に飲食の屋台やみやげ物のテントがあり商魂たくましく、ちょっと興醒め・・・しかもすごい人混み・・・
「試食ばかりしていないで買ってよ〜」なんて声も。そういう人が多かったのも確かですがちょっと露骨ですね。

河津桜原木物語
(河津桜原木のある飯田家の看板に書かれていたもの抜粋です)
昭和30年頃の2月、河津川沿いの冬枯れの雑草の中に1m程の桜の若木を見つけ、自宅に植えたのが始まり。
約10年後の昭和41年1月に初めて花を咲かせ、見つけた当主は花を見た同年4月に永眠したとのこと。
その後の調査で新種の桜と解り、昭和49年、河津で生まれた桜であることから河津桜と命名された。
河津桜は、オオシマサクラ系とカンヒサクラ系の自然交配種と推定されている。
現在の原木の大きさは、木高10m、樹幅10m、幹周115cm、開花時期1月下旬〜3月上旬。
奇跡的に(笑)人を入れないで撮れた数少ないショット ポインタしてね
首には、みかんと干物買って・・・と 河津桜原木

原木はさすがに見事でしたが、川沿いの桜の枝ぶりは若いと思いました。
とは言っても800本の桜並木はやはりきれいですし、人を集めるだけの事はありますねぇ・・・

朝ごはんがおまんじゅう1個だけだったので、
揚げかまぼこや焼き栗などを買って、桜の下のベンチで食べ方々休みつつ、豊水橋まで歩きました。
ボランティアのおじさんから豊水橋を渡った向こうに大噴湯が見られると教えてもらっていたのですが、
噴湯は毎30分との事、次の噴湯まで40分も待つのは時間がもったいない・・・と河津を後にしました。

この後は伊豆半島の南までドライブを楽しみます。
走っていても強風いや暴風がすごいのがよく分かり、降りる際ドアを持っていかれそうなほどでした。

下田に着いたのが13時近くなっていて、もうお腹ペコペコ〜
美味しいお寿司・・・とチェックするもなかなかヒットせず、無難に魚屋直営のお店に入りました。
この店は東伊豆をメインにチェーン展開するお店のひとつです。

 網元料理 徳造丸 下田店
 
静岡県下田市東本郷1−1−23 0558−23−7100 木曜定休 

お寿司が食べたい・・・と言っていた人には生憎でしたが(にぎり寿司はなかったのです)
海鮮丼や刺身定食など海辺ならではのメニューが豊富でお手頃でした。

下は売店、2階が食堂 烏賊の麹南蛮漬と大根の柚子漬 伊豆だというのに八海山(^^)
私は刺身定食を お刺身うま〜♪

突き出しの烏賊の麹南蛮漬や大根の柚子漬がとっても美味しいので、ついつい冷酒を♪
しかもお代わりなんかしちゃって・・・運転手さまには申し訳ない・・・m(__)m
6点盛りの新鮮なお刺身も、たっぷりの蟹汁もとっても美味しかったし、
ちょこっとデザートの天草の黒蜜がけも付いており、トータルしてお値段以上のお味でした。
チェーン店なので期待していなかったから余計そう思うのかもしれませんが。


下田から下賀茂はすぐの距離、みなみ桜と菜の花を見にもうひと走りしてきましょう。
「みなみの桜と菜の花まつり」のノボリが増えてきたなぁと思ったら下賀茂の町に到着です。
無料の駐車場に車を入れるとすぐ後ろが桜の咲き並ぶ青野川で、その立地は最高!

土手の上から向こう岸を・・・ 土手の下も歩けます
桜の木の下から・・・ 河津桜と同系種なのがわかりますね

桜は河津と同じ河津桜系、でも名前は愛町心(^^)からか「みなみ桜」と言うそうです。
なので河津同様、色の濃いきれいな桜がひと足早い2月に堪能できるのですが、
ここ下賀茂のみなみ桜の特徴は、河津より大きな木で枝ぶりも見事、菜の花とのコラボがきれい、
そして土手からも、降りた川岸からも鑑桜できるのです。
さらに人が少ない、そして駐車料がすぐそばでタダ(^^)v・・・などなど、私はこちらに軍配を!
ライトアップもあるようなので、次回は下賀茂にお宿をとりたいと思いました。

みなみ桜まつり会場では食べ物やお土産の屋台が出ており、桜茶のサービスなんかもありました。

突然ですがさんまの丸干し・・・珍しいでしょ? ここの売店で買ってもらったのですが、持って帰るの大変でした。^^;

さて同じ道を戻るのですが、先ほど通り越してきた日野・菜の花畑でちょいとシャッターブレイクです。
ここは休耕畑を利用したもので木道もできていました。
国道136号沿いとは言え、中央には丸太のテーブルとベンチもあり、もちろん無料です。

ポインタしてね 影が・・・(汗)


あとはお宿に向けて走ります。
途中道の駅やお店などを覗くのもドライブの楽しみなので、寄り道しながら・・・

でぶやのロケがあった出店。試食が大きめできれいなのがポイント高し
スーパーよりちょっと高めですが、お店のおじさんの感じも気前もよかった。
左上ポンカン、右上はるか
下3個はレモン、右のレモンは大きい

柑橘類って色々あるのですねぇ・・・デコポン、ポンカン、ネーブルはおなじみですが、
黄金柑、宝来柑、小林柑とか、はるか、はるな、きよみなんて人の名前みたいのもありました。
全部の味を確かめてから買えるのがうれしいですね。

部屋で飲むビールなどを購入してからお宿へ、着いたのは18時。
夕食は18:30との事なので急いでお風呂へ。
やっぱりお風呂上りのビールを楽しみたいし、夕食ではお酒を呑みたいですからねぇ・・・

生白魚のわさび和え 鱧のおとし 酢味噌で サザエの雲丹和え
地鶏、トロ、鰆、青柳、ほたて 活蛸ときびなごの酢の物 殻入り雲丹 海老雲丹焼き 
湯葉の山菜包 河豚、牡蠣、つみれの鍋 蟹汁すまし仕立て

お酒に合うお料理ばかりですねぇ・・・と言う事で冷酒を。
お品書きは月桂冠とかそういうのしかなかったので、カウンターにいってみたら一升瓶がドンと3本並んでおり
その中の「池」というのが気になって聞いてみたらご主人曰く限定酒だそう・・・
じゃあそれを♪と頂きました。封切りだったのもうれしい・・・
飲みやすくて美味しいお酒だったのですがどこのでしょう?

いつも夜は主食を取らないのに、旅先だとご飯も頂いちゃうので満腹〜とお部屋に戻ります。
お部屋は和室が2室と、リビングと言うにはちょっと狭いクローゼットや冷蔵庫のある部屋が1室。
なのでやはり早寝組みと夜更かし組みの部屋になりました。


昨夜の寝不足、ちょっと旅疲れ、そして呑みすぎ^^;でもあることだし・・・
寝る前のもうひと風呂はやめて、今夜は早めに蒲団に入りましょう。


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