5日目: ブエノスアイレス滞在


いや〜昨夜は寝付かれなかった・・・ほとんど明け方まで眠れていないような・・・
それでも7時に起き少々NETし、8時には朝食を摂りに行き、9時にはホテルを出発です。

まずはウォーキング方々30分弱のレコレーター墓地へ。


Recoleta

レコレータ地区はBsAs屈指の高級住宅地区です。
立ち並ぶ高級マンションの1階が、おしゃれなカフェやレストランだったりブティックだったり・・・
鬱蒼とした街路樹も、街並みとうまく調和して高級感を増しています。
大使館や博物館も多い地区で、この辺に住居を構えている事はひとつのプライドになっています。


レコレーター墓地
ミュージカル「エビータ」で有名なエビータも眠っている、ゴージャス?墓地で、
広大でもきちんと区分されているので、わかりやすいです。
「墓地」と言うと、クリスチャンでない私を含め多くの日本人は躊躇するかもしれませんが、
BsAsを含め、欧米ではひとつの芸術の場としての被写体なのです。
日本では、墓所での撮影なんてあまりないかもしれませんが、
欧米では「心休まる場所」「芸術作品」として、撮影は当然の事とされています。
なので、多くのボランティアを含め係りの人が、いつもきれいに管理しています。
迷路のような一角もあります。 エビータの納骨堂には花が絶えません。
ポインタしてね
住人?の猫達が沢山います。係りの人が
餌を配っていました。
ポインタしてね
恵まれない子供時代を過ごしたエビータは、後に女優となり、更にペロン大統領の夫人となる。
その美貌とドラマチックな人生から人気も高かったが、わずか33歳で帰らぬ人となってしまった。
嫡出児から女優、そして大統領夫人になった彼女の人生を描いた物が、ミュージカル「エビータ」である。

ここのトイレは有料です。墓地への入場が無料なので協力は惜しみませんが、
清潔感を意識すると、トイレは2軒お隣のBsAsデザイン(ショッピングセンター)をおすすめします。

聖母ピラール聖堂
レコレーター墓地の右隣に建ち、鐘楼が目印。
ポインタしてね
すぐ前のアルベアール公園、マグノリアの大木がお見事!さらにすごいのはその板根!!
開花時期のマグノリアの芳香は素晴らしいので、その時期にも来て見たい気がしました。
ポインタしてね

さてランチのお時間です。(^.^)  お目当てのレストランに向いましょう・・・
「碁盤の目」状なので、住所がわかればどこへでも行きやすいのは、BsAsの良いところです。
で、見つけました! お〜ス・テ・キ!!・・・パリの下町ビストロ風ではないですか・・・
ところがランチは予約で満席なのです。(涙)
では予約しましょ・・・と申し出たら、今日のディナーから日曜までお休みなのです・・・(>_<) (>_<) (>_<)
セマナサンタの時期だったのですね・・・

場所はわかったので、次回(いつの事やら・・・)は絶対予約して行きたいレストランです。

しかしお腹がすきました・・・第2希望はもちろんチェックしてありますが、ちょっと遠いのです。
それでも「食」は妥協したくないので頑張って行ってみましょう。

速いスブテ(地下鉄)は¢70、外の景色が楽しめるコレクティーボ(バス)は¢80です。
バスの方が好きなのですが、お腹が空いているので「速い」スブテで行きましょう♪
切符は窓口購入なのでいつも列が出来ていますが、おつりが貰えます。これ重要!
コレクティーボ(バス)はマシンなので、絶対コインが必要なのです。

カジャオ(Callao)駅から乗りましょう 新旧入り混じった自動改札機。 緑のD線ですが
オレンジ色の電車でした。
ポインタしてね



Palermo

BsAs48地区では最も広大で、パレルモ公園が地区の半分以上を占める緑豊かな所です。
マロニエだったり、オークだったり、ハイビスカスのような花をつける棘々の樹だったりの
大きな街路樹の中にカフェやレストラン、ブティックなどが点在し、
観光客は少なく地元風の人が多い、知る人ぞ集まるような、なかなか雰囲気の良い街です。



今若い人に人気のグルメ&ファッションスポット、パレルモソーホーへは、
Plaza Italia 駅から歩いてみました。


お目当てのお店に到着しました、さすがいい感じです。
お店の名前は CLUNY

手前のカフェ風の席でも、奥の落ち着いた席でも、テラスでも、その日の気分でどうぞ♪
パリ・リッツにいたシェフがいるとの事、お味も楽しみです♪
たまたまランチに訪れたのでお得なランチセットを頂きました。

4種のスターターでは「フォアグラのパテ」をチョイス。ちょっと見てよ!の、量たっぷりで美味しい♪
オランデーズソースの上にカリカリのパンが、そしてその上にデンとパテがのっています。
バルサミコのソースが濃厚さをちょっと緩和させて、いい仕事しています。
お皿のフチのミントソースもさっぱり目で、参りました。葉っぱがちょっと邪魔・・・かも。
メインは、ちょっと軽めな「ほうれん草とリコッタのラビオリ、マッシュルームソース」をチョイス。
ありがちなメニューなのでそれほど期待はしていなかったのですが、
ラビオリの皮もしっかり歯ごたえが残り
、ほうれん草とリコッタの配分がちょうど良い。
マッシュルームソースかと思っていたのですが、濃厚なソースの上に
オリーブオイルでソテーしたワイルドマッシュルームを散らばせ、なかなかやるじゃん。
カッコいいお姉さんのお薦めが「オレンジとチョコレートクリームのトルタ」でした。
マドレーヌの型で焼いたような形で、一番下にチョコクッキー、
そしてチョコレートでオレンジクリームをサンドし
カカオパウダーで仕上げた物です。
オレンジ色のエディブルフラワーを散らし、ミントの葉のアクセントも可愛らしい。
ただコレ、フォークとスプーンでは、一番下の少し固めの生地が食べにくかったです。
5種のパンとグリッシーニ、
チャイブのディップも美味しい♪
エスプレッソにはビスコッティも。
ランチコースは3種類あり、
メインだけは$26、スターターorデザートから1品+メインで$30、スターター+メイン+デザートなら$34です。

全てのコースに、パン、ワインまたは水、そしてコーヒーが付きます。

満足・満腹!
サンタフェ通りまで歩いて、コレクティーボNo.152でフェリー乗り場まで向います。
明日ウルグアイのコロニアに行くつもりなので、切符を購入するためです。
ところが、フェリー乗り場のチケットオフィスに行ったら、
ジェットフォイルだけでなく汽船も含め全便満席との事です。
しかも土曜まで、コロニアのみならずモンテビデオまで前日・全便満席・・・(涙)
セマナサンタ・ホリデーだからだそうです。
それにしてもあれだけ運行している便全てが!?と、びっくりです。
WEBではチェックしていたのですが、お天気や体力で変更になるかもしれないと思い
「当日でも1席位ならどうにでもなるだろう」とたかをくくっておりました。そのツケで挫折です・・・(>_<)


San Nicolas

BsAsの情報発信地ともいわれている、賑やかなサン・ニコラス地区には、
レストランやバー、ブティック、劇場などがひしめく有名どころの通りが集まっています。

繁華街のコルドバ通りとコリエンテス通りの間を、ジグザグとウインドーショッピングしながら歩きます。
なんだか両足の裏、人差し指と中指・・・足で人を指すかいっ!
もとい、第2指と第3指の付け根の腹の所に大きなマメができ、痛くなってきました。まいった・・・


どうにか、タンゲーラ(タンゴの劇場)に到着しました。
料金は、上は$75〜下は$20、どの席が良いのかは全くわかりません。
でもミュージカルに比べたらなんと安い事、一番良い席でも3000円とは・・・
取りあえず5段階の下から2番目の席ならど真ん中が空いているとの事・・・
外れたっていいやの$30(¥1200)なので、お薦めのその席を購入し、
足が悲鳴を上げているので、1本裏通りのバス停を教えてもらってバスで一旦ホテルに戻ります。

2時間ほど休んだら、21時から開演のタンゴを見にまたバスで出かけましょう。

タンゲーラの名前は TEATRO EL NACIONAL
(チケットにも”TANGUERA"EL NACIONALと書かれていますが、タンゲーラというより劇場かもしれません。)

1階から2階席を。私の席は2階の
前から3列目のど真ん中!
普通に置いてあるソファーも情熱的。
トイレのマークです


内容は1時間半のショー形式で、ブロードウェイを見慣れた目にはいまひとつ・・・
タンゴダンスを期待していたので、厳しい評価なのかもしれません。
それでもフィナーレとカーテンコールではダンスのみを見ることができ、ちょっとだけ満足しました。
タンゲーラのミスチョイスだったのでしょうか・・・

タクシー待ちの人でごった返していたので、ちょっと歩いてバス停に行ったら
たまたま女の人が立っており、「もしや・・・」と待っていたら5分位でバスが来たのでラッキー!
結構深夜でも走っているのですね、タイミングが良かったのかもしれませんが。

ホテルに着いて、シャワーを浴び、ワイン片手にNETをしていたら2時近い(>_<)
さ〜寝ましょ・・・