6日目: ブエノスアイレス滞在


一昨日の夜が全然眠れなかったのと、昨夜タンゴショーから戻って寝たのが遅かったのが幸いし
久しぶりの深い眠りと睡眠時間とで、気持ち良く8時半起床。
支度して取りあえず朝食を摂りに下りる・・・とは言っても、コーヒーと小さなパンを1個。
お米大好き人間なので、パン無しでもいいのですが
アルゼンチンにはドゥルセ・デ・レチェとチーズ・スプレッドが必ずおいてあるので、
ついパンを食べてしまうのです。

アルゼンチンに来たら絶対欲しい物の中に、
ボンビージャ(マテ茶を飲むストロー)とマテ(マテ茶のカップ)をリストアップしておりました。
昨日までお土産屋や屋台で見たボンビージャは「ちゃっち〜」ので、本物が欲しい〜♪
フロントで「お土産用でないボンビージャ」を買える店を聞いたら
ベテラン風のおじさんに確認してくれ、お店の場所を教えてもらえました。

町の台所用品屋さん。ブザーを押してドアを開けて貰います。おじいちゃんと娘さん?で切り盛りしています。
すぐのショーウインドーの中にボンビージャはありました。桁、間違っていない?って程、高いのです。
でも気に入ってしまい、当初6本買うつもりだったのですが「とてもとても」な値段。じゃあ3本と思っても
手持ちが足りない。カード不可だし、しかもセマナサンタなので、今日の13時以降週明けまで休みになるそうです。
あきらめて自分用に1本だけ購入しました。ちょっと予算が浮いたので、マテ(カップ)も1個購入です。
見にくいかと思いますが、ボンビージャは口元が18Kメッキで、茶漉し部分は開けて洗えます。
写真のお二人と意気投合し(って単語会話ですが・・汗・・)、お菓子を頂きながら40分もお邪魔してしまいました。

NETで調べておいた(昨日のiのお姉さんは知らないと言っていましたが)
13時から無料タンゴショーがあるという劇場に行ってみたら、重くシャッターが閉じていました。(>_<)
再度インフォメーションに行って、ショーではない「タンゴダンス」を見せてくれる所を尋ねました。
「お隣のショーは今ひとつだった・・・」と言ったら、「意外」と言う表情をされてしまい、
ほとんどが昨夜見たようなショー形式なのだそうです。
それでも純粋なタンゴを楽しめるお店を1軒教えてもらったので、チェックしに行ってみました。

ここの2階でタンゴレッスンをしているのを見せてもらいました。
レッスンは有料で、自由に踊らせておいて、時々全員を集めてはやって見せて教えたりしていました。
肝心のショーは、21時からのオーケストラショーを皮切りに、
深夜から明け方4時頃にかけてタンゴダンスが見られるとの事で
、前売り券を販売していましたが
いくらなんでも私には無理な時間帯です・・・

そろそろお腹がすいてきました。
歩き方に載っていたワイナリーが気になっていたので、
近そうだし・・・と、痛い足を引きずりつつ、ゆっくり歩いて行ってみました。
ん?ない・・・
ここだと思う所は、レザーショップになっていました。
足が元気なら第2希望の店に行ってしまうのですが、結構つらいので、お店の人に聞いてみたら
やはり以前はワイナリーだったそうです。
親切にも近くのワイナリーを紹介してくれたので行ってみたら、単なるワインショップでした。(>_<)
またもやワインショップの人に、近くのワイナリーを紹介してもらい、
足が悲鳴を上げ始めてきた頃、やっと発見&到着しました。


ワイナリーですが、お店の名前もそのまま WINERY

↑ポインタしてね
メニューにはなかったのですが、デギュスタシオン(試飲コース)ができるかお尋ねしたらOKでした。
グラス売りの中から5種選んで$50との事。定価の高い物の方がお得じゃない・・・と思いながらも
お薦めをお聞きしたら、高い物をアドバイスしてくれました。良心的です。
グラスのヒールにナンバーの書いたシールを貼ってくれ、手書きの銘柄を添えてくれました。

私は4番のGran Lurton Caberne Sauvinion がこの中では一番好きかも
ウルグアイ産の鱒の燻製。結構な量です。
スモーク具合も塩加減もちょうど良く、
久しぶりに和食気分で魚を頂きました。
外かリっ、中モッチリの美味しいバゲットでした。
マッシュルームとディルの入ったディップもGood。
ポインタしてね

お腹も心も満足♪
でも足は痛い・・・しかもかばって歩いているので、足首や腰に疲労痛が出て来ました。
足首はともかくとして、腰に来たら大変・・・という事で、スブテ(地下鉄)で移動しましょう。

レイトロからC線に乗り・・・ 大きな 9 de Julio 駅で乗り換えて・・・ 丸の内線車両のB線に乗り換えます。

着いた所は、駅に直結の人気のショッピングセンター ABASTO
そしてアルゼンチン国家資本のスーパー COTO (COTOは街中に点在しています。)

スブテの駅と直結のアバスト
こちらでのショッピングは予定な〜し。
すぐそばにはスーパーのコト
ここのお店は広くて品数豊富です。

スーパーやショッピングセンターは鬼門だわっ!
やはり買いすぎました、でも安くて楽しいんだもの・・・
特にワインが豊富、今夜の寝酒は$9.99(¥400)の「QUARA」カベルネ・ソーヴィニヨン・・・
ひとり旅じゃなかったら、2ダース位購入したいです!!

コリエンテス通りまで出て、コレクティーボでホテルに帰ります。

バンドエイドのCompeed(これ優秀ですね、初めて使いました。)のテープを張っていても、
「マメ」とは侮れないほど激痛の両足を引きづり、やっとホテルへ到着です。

いつも通りまずワインの抜栓をしてから、洗濯&入浴、メール&サイトチェックし
安心したらまずはビールでしょう、今日のは超高いパタゴニアビールにしてみました。
普通のビールは950mlですが、このビール625mlなのに倍以上の値段です。(でも$4.50ですけど)
(ビール瓶のサイズは日本と異なります。またメーカーによっても大瓶・中瓶・小瓶のサイズは様々です。)

パタゴニアビール、かな〜り濃くて美味しいです。

QUARA
カベルネ・ソーヴィニヨン
パタゴニアビール
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塩漬けの豆
ポルトガルやスペインでもよく食べます。
エンパナーダ(揚げタイプ)。
チキン(上)とビーフ(下)
日本のパイ皮に似たエンパナーダ
玉ねぎとチーズ入り
最後の夜は定例の
冷蔵庫のお片づけ夕食。

エンパナーダは、焼いたオルノと揚げたソフレ両方頂いたけど、どれも美味しいかったです。
中身がこってり系だとオルノが美味しいし、野菜などのサッパリ系はソフレが合いますね。
どちらにしても、中身が「美味しくない」事は皆無でした。

ワインの美味しさも予想以上でした。
そして、欧米のワイン価格に疑問を抱いてしまう程の味と値段でした。
今夜のなんて先日の約半分の$9.99です。しかも美味しいの・・・

〜US$1=ARS$1の時期を省みて〜
アルゼンチン在住の外国人は、皆口をそろえて生活しにくくなったと言います。
でも今のアメリカの経済とアルゼンチンの経済が、イコールではおかしいと見直されたのだと思います。
それは私が日本からの単なる旅行者だから、冷淡にそう思うのかもしれません。
今後US$に対するARS$がどう変動するかもわかりません。
今が旅行しどき・・・かも・・・

つい数年前まで1ドル=1ペソでした。今は1ドル=3ペソ位です。


明日は夜行便でワシントンへ・・・そして乗り継いで成田へ・・・
しかも更に乗り継いで沖縄へとハードです。
朝寝坊しても良いから、最後のワインを堪能したいと思っています。