8日目: → ワシントン →


いや〜全く眠れませんでした。
疲れていないからかも知れませんが、一睡もできずワシントンに6時20到着です。

ここで大失敗!
いつも通りの流れのまま入国審査を受け、ターンテーブルで荷物が出るのを待っていました。
最後まで私の荷物は出てきません・・・

どう言う事かと申しますと・・・


BsAsのセキュリティで「ドゥルセ デ レチェ」が入っていたためひっかかり、
ゲートカウンターで預けたピギーのタッグは、IAD行き(ワシントン到着客用)だったのです。
(IAD到着客はメインターミナルで、乗り継ぎ客は到着コンコースで入国審査&荷物受取りというシステムなのです。)

これのお陰で大変な思いをしました。
でも美味しいので無罪放免。

私は勝手に乗り継ぎ客と思い込んでいましたし、
早朝であまりにも空いていたため、何も考えず流れに従い乗り継ぎ客用の入国審査を抜け、
ターンテーブルから出て来るであろう荷物を待っていました。
ターンテーブルが止まっても私の荷物は出てこず、クレーム窓口へ。
電話でクレームタッグの番号を調べてもらうと、私の荷物はメインターミナルに到着しているため、
ここ(C&Dコンコース)に荷物を転送する手続きをし
自分のピギーを受け取るまで、40分もロビーの椅子に座って待つ事に・・・(>_<)

ところが、ここで受け取ると、また問題なのです。
「ドゥルセ デ レチェ」はピギーに入ったままなので、持ってここのセキュリティーは通過できません。
再度クレームタッグを付けて預け直しをし、
メインターミナルで受け取る・・・という手段を取るしかないのです。

手ぶらで、コンコースCからモービルでメインターミナルに移動し、クレーム・カルーセルへ。
ところがピギーは無いのです・・・またもやクレームカウンターへ・・・
するとここのおじさん、「あなたの荷物はシカゴに行きました。」とヌカス(失礼)のです。
(段々言葉が悪くなってきた・・・)
「わずか15分前に私は自分の手に荷物を持っていましたよ。」と言ってやったら、
もう一度端末を叩いて、「荷物はクレーム3カルーセルに9時過ぎに出る」との事。
随分簡単に言葉を翻すのですねぇ。
今まだ8時半、あと30分以上待てというのかいっ。到着から2時間が経過しています。
夜行便で眠れなかったのに追い討ちをかけられ、もうぐったりです。
私の他にも10人位の人が同じような思いをしています。
私は時間は有り余るほどあるのですが、なにせエコノミー席からビジネス席、
最悪でもプレミアムシートを確保するために、早くANAのカウンターに行きたいのです。
結局9:20、見慣れたピギーがカルーセルに回って来ました。

ピックアップし、1フロア上がったANAのカウンタへ急ぎます。
本来ならば発券元のUAで予約し再発券するのが流れなのですが、
先程立ち寄ったUA発券窓口で、「当日なのでANAへ」と言われてしまったのです。
そんな流れをチェックインカウンターの担当者に話すと、バックヤードの上司に確認してくれ
無事ビジネスクラスをGETできました。ヤレヤレ・・・
色々あったけど、「終わり良ければ全て良し」・・・って終わってはいませんが、
取りあえず疲れがちょっとラクになったような気がしました。

ただ普通に搭乗手続きをすると、石垣まで荷物がスルーになってしまうそうです。
那覇で1泊するので荷物はスルーでは困る・・・
どちらにしても成田で一度ピックアップし入国しなければいけないので、
チェックインは成田までとしました。

で、当然ピギーは預ける訳ですが、いくら全日空搭乗とは言えここはアメリカ、
預け方が2通りあります。
@チェックインカウンターで預ける場合は、鍵をかけないで預け、
  X線等で確認が必要と判断された場合、自分の目の届かない所でも開けられてしまう可能性がある。

A自分でX線の所まで持参し、X線等で確認が必要と判断された場合は、
  開封&チェックしているところを、ロープ越しに鍵をロックするまで監視でき、その後は開けられる事はない。

当然Aを選んだのですが、やはりX線で不審物(ドゥルセ デ レチェ)を見つけられ、
開封チェックされましたが、とりあえず無罪放免されました。

メインターミナルからは、エスカレータや動く歩道はあるものの、
アップダウンの多い通路を延々歩くこと約10分弱で、やっとコンコースBに到着です。
(モービル・ラウンジでの移動もできます。)

しかしほんと不便な空港です。
でもこの不便さが、セキュリティを強めているのかもしれません。

バタバタしていたのですが、外を見たら雪!しかも結構な降りできれいです。

モービル・ラウンジ
ワシントン・ダレス空港の交通システムです。
前後両方共に運転席が付いており、運転席の両サイド2箇所(x前後)から乗降します。

すなわち頭からターミナルにくっついて、次に動く時は後ろの運転席が前になります

お尻がターミナルにくっついおり、
左へ進行します。軍の車みたい。
ポインタしてね
こちらが前で、今運転席に入る所。
運転席の両サイドのドアから降ります。
ターミナルにくっついている後ろから
乗り込みます

ANAのラウンジは入って右がシグネット、左がクラブANAになっています。
シグネットに入ったのですが、
ここのビジネスコーナーは机が2つのみで、しかもインターネットは有料でした。
ケーブルを貸してくれる位なら、アメリカなんだから無料で使わせて欲しいものです。
ちょっと早いのでガラガラ。アメリカのラウンジで赤だしと昆布のおにぎり、漬物が頂けるなんて感激です。
その後は、大好きなサミュエルアダムスを頂きながらNETして時間つぶしです。

ラウンジの中もゲート付近も、さすが日本人ばかり、久しぶりにホッとします。
最近このホッとする気分が、次年度のメインFFPは日系がいいかな〜なんて思ってしまいます。
バイタリティが衰えたのでしょうか・・・(^.^)
 ポインタしてね

搭乗開始のアナウンスが入りゲートへ。
シグネットから直接搭乗できると知ったのは、ゲートへ行ってからでした。(>_<)

ぎりぎりにもらった席とはいえ、2−3−2の真ん中3席独占でした。
しかもバルクヘッドなのでラッキーです♪

ウエルカムドリンクはシャンパンを。 キールロワイヤルとアミューズ
サーモンのクリームチーズロール、パテ、
オリーブ・ミニオニオン・ピクルス
チーズのグリッシーニ
 ポインタしてね
甘鯛の一夜干、蛍烏賊の沖漬け、鴨の桜煮
サツマイモのレモン煮、蓮根の甘酢漬け

・くらげと北寄貝の胡麻酢和え

・海老味噌葛煮と若竹煮



                                                    






・鮭と牛蒡の煮付け

・じゃこご飯

・味噌汁

・フルーツパフェ


最初「鉾杉」(伊勢)の純米吟醸を頂いていたのですが
私には味が良くわかりませんでしたので
シャトー・ド・メルセー(ブルゴーニュの赤)に変えて
美味しく頂きました。
食後のブランデーもしっかり頂きました。(^.^)
でも小瓶でサービスっていうのも珍しいですね。

蛍烏賊の沖漬けと海老味噌葛煮、じゃこご飯、
そしてフルーツパフェが美味しかったです。

アメリカで積み込んだとしても
帰国便での、日本の航空会社の和食はうれしいですね。







ニュースタイルのビジネスクラスには初めて乗りました。
シートに関しては、もう少しフットレストが上がって欲しい所ですが
使いやすいコントロールパネル(シート微調整)やAVOD(フルデジタルのコントローラー)はさすがです。
睡眠不足なので、飲んで寝てしまおうと思っていたのですが、
映画を4本(ドリームガールズ、武士の一分、大奥、ハッピーフィート)見てしまいました。