10日目: 那覇 → 石垣



頼んでおいたモーニングコールより1時間早く目が覚めてしまいました。
ま〜時差ボケもなく、爽やかに起きられたので良かった、良かった。

支度をし、1階へ朝食を取りに行ったら結構混んでおり
というより、ここのスペースが結構狭いのだと思いますが、
長居をする人はいないので回転良く、あっという間にガラガラに。
おにぎり・トースト・味噌汁・コーヒー程度ですが、必要にして充分なサービス朝食です。

紙カップに入れたコーヒーを部屋に持参し、TVを見ながら少々のんびりしてから空港へ向います。

ゆいレールはちょうどラッシュ時で混んでおり、ピギーを持っての乗車はちょっと心苦しい・・・
それでも2〜3駅を過ぎるとガラガラになり、ホッ!

あんなに混んでいたのに、空港に着くころはガ〜ラガラ
窓が大きくて背もたれが可愛い! ポインタしてね

チェックインしラウンジへ。

つい、いつも通りビールを・・・半分位飲んでから、「あっ運転するんだった・・・(>_<)」
アルコール分を消そうとひたすらミルクを飲んだのですが、それって意味なし?

ゲートはラウンジのすぐ前なので、ぎりぎりに乗り込みます。
シートは3−3の配列、一番前の右側を3席独占でラッキーです。
ちょっと遅れて離陸すると、もうすぐに珊瑚礁の海の上です。ひゃ〜きれい♪
隣がいないので、子供のように窓にへばりついて見ていましたよ〜

到着前は雲の中の飛行が続いたので景色は楽しめず、ちょっと揺れましたが
ほぼ定時に、あまりお天気の良くない石垣島に到着しました。
小さな空港なので、タラップで降りるとターミナルビルまで歩いていきます。

迎えのレンタカー屋さんの車で事務所まで行き、真っ赤なヒュンダイをお借りし、いざしゅっぱ〜つ!

とりあえず今日の目的は、時計と反対回りの島一周です。
市街地から東海岸へ抜けるまでは、こんな道をひたすら走ります
両サイドには、放牧されている石垣牛を見ることができます。




右手に海が見えてくると、もう最初の目的地、玉取崎展望台です。

石垣市街地から約40分、石垣島の北部に位置する見晴らしの良い高台です。
左に伊原間湾、正面に平久保崎、右手に珊瑚礁郡も見えます。
周囲は様々なハイビスカスが生い茂り、珍しい蝶も沢山見られました。

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玉取崎展望台を出ると、地図で見るところの一番細くくびれた所を抜け、ひたすら北北東へ走ります。
次なる目的地は、平久保崎です。

玉取崎展望台から約17キロ北の平久保崎は、石垣島最北端の岬で白い灯台があります。
灯台の回りには白い百合が沢山咲いており、
岬には広大な牧場が開け、のんびりした空気が流れる牧歌的な風景です。

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サンセットビーチや、サザンの歌で有名な久宇良ビーチを右手に見ながら
伊原間湾(一番くびれた所)あたりまで同じ道を南下し、
今度は東シナ海側を米原方面へ向けて走りましょう。




今度は米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落がお目当てです。

石垣島の最高峰(526m)・於茂登岳(おもとだけ)の麓に広がる、
ヤエヤマヤシの群落で、国の天然記念物に指定されています。
世界で唯一、石垣島と西表島にだけ生息する一属一種の珍しい椰子とのことです。
鬱蒼としてちょっと不安ですが、遊歩道で一周回れます。

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お腹がすいてきたのですが、石垣随一の景勝地・川平湾までもうひと頑張り!

・・・もう14時半だもの、まずは腹ごしらえ(^.^)・・・
八重山そばで有名な
川平公園横の公園茶屋
名物、ソーキそば
お味は普通かな・・・
コーレーグースの瓶には
ご主人と奥様の似顔絵が。
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川平(かびら)公園

海の色は七色に変化すると表現されるほど美しく、国の名勝に指定されています。
あまりにもきれいだからではなく、海流の流れが複雑なため遊泳は禁止されていますが、
珊瑚礁や熱帯魚は、湾内を周遊するグラス・ボトム・ボートで見る事ができます。


お腹も落ち着いた所で、公園横の展望台からまず一望しましょう♪

展望台からの眺めです。本当はもっときれい・・・ 赤い屋根が展望台です。↑
子猫にからまれました。(^.^) 
お見苦しい足ですみません・・・
←あの子の母親です。
でももうお腹が大きいみたい


きれいな海も見たし・・・と、進路を石垣市内に向けて、79号線を走ります。

途中石垣焼窯元に寄ってみました。(写真はありません。)
ガラスを粘土に融合させた油滴天目という技法だそうで、
陶器のなかに青いガラスが海のようにきれいですが、結構お高い・・・
見るだけで(あっトイレもお借りして)再び出発です。

途中でフサキの方に右折すると次なる目的地はもうすぐです。




唐人墓(とうじんばか)

1852年、アメリカに向かっていた英国船に乗船中の中国人労働者が、
その虐待に不満を爆発し、船長ほかを殺害したため石垣島に強制下船させられました。
島民はそんな彼らを暖かく迎え入れたましたが、
後にイギリスから派遣された軍隊により 128名が処刑されてしまいました。
その処刑された中国人を祀った墓碑です。
ちょっと小高い海を望める広場に、美しい色彩の思ったより小さいお墓があります。

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ここの駐車場横のお土産屋さん、奥でサーター(黒糖)作りが見られます。

沖縄にいるんだって実感のさとうきび。
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サトウキビの樹液を煮詰めています。
甘い香りが充満♪。ポインタしてね
アルミのお皿に流し固めます。
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この黒糖、しっとりしていて美味しい。「他には出していないのでここでしか買えない」(本当かな?)と言われお買い上げ〜♪




唐人墓のすぐ右手前方の琉球観音崎灯台です。

昭和26年7月、米軍によって建設され本土復帰と共に海上保安庁に引き継がれた灯台です。



そろそろ石垣市内へと向いましょう。
レンタカーは18時までお借りしているのですが、
お宿へのチェックインもまだだし、市場へも行きたいし・・・と言う事で1時間早く返車。
レンタカー会社の車でお宿まで送ってもらえるのでラクチンです。

今回のお宿は激安のすどまり館
激安なのにバスタブ・トイレ・テレビ付き、なにより立地条件が良いので決めました。
離島桟橋へ2分、バスターミナルへ30秒、あやぱにモールへ2分、
女性のひとり旅にはとっても使いやすいお宿です。
ただここは3階にあるのですが、階段のみです。

荷物を置いたら、早速「石垣市公設市場」へ行ってみましょう。
1階(ちょっと地下)の生鮮食品売り場は、さすが南国の市場、ちょっとディープで狭い。
ひと通り見て、明日出発前に買う物をチェックしておきます。
ここの2階は「石垣市特産品販売センター」、俗にいうお土産屋さんです。
ここはさ〜っと流して出ましょう。

辺銀(ペンギン)食堂は現在改装の為クローズ中(5月再オープンとの事)ですが、
2階事務所で、かの「石垣島ラー油」は購入できます。ポインタしてね

そろそろ夕食のお時間です♪
石垣島ねっとで調べておいた、お宿からすぐのお店に行ってみましょう。
ところがオープンしたばかりなのに、予約が多くて入れません。
でも予約の入っている19時までなら・・・と言う事で無事テーブルをGET。
そのお店の名前はゆらてぃく

島らっきょう もずく
すじ煮込み 焼きてびち
やっぱり頼んでしまう島らっきょう
美味しかったけど昨日の方が好きかも。

もずくは太めで、さすがに美味しい。

お店のお薦めのすじ煮込み、普通かな。
日頃そんなに肉食じゃないからかも・・・


焼きてびち、美味しかったけど、完食できず。
今度は複数でいただきたいな。

ひとり客の扱いが上手な女性スタッフ2人
ちょこっと相手をしてくれたりして
なかなか居心地の良いお店でした。

シーサーの乗った徳利(というのでしょうか?)
琉球グラスのような青がいい感じ。
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お酒はクーポンでオリオンの生ビールをいただいてから、泡盛へ。
最初は、沖縄泡盛で一番香り高いとお薦めの「於茂登」を1合、
お代りは、花酒と呼ばれる60°の「どなん」、これはグラスで頂きました。

たまたま隣に、米原のヤエヤマヤシ群落でお会いしたご家族が・・・
ご両親をお連れしている、私と同じ年頃の女性なのですが、とても印象に残っていたのです。
やはりレンタカーで回っておられたのですが、お泊りはフサキリゾートとの事。
わざわざ車でいらっしゃっていて、「帰りは代行だわ」とおっしゃっていました。(^.^)

次回は美味しい物沢山食べたいので、私も家族と来ようかしら・・・
なかなか難しいのですけどね。

さて、水とさんぴん茶を買いに隣のコンビニへ、
そして道向こうの泡盛屋で、先ほど飲んだ「どなん」の43°の方をお土産にしましょう。
やっぱり60°のはきつかったので・・・

い〜気分でお宿へ戻ります。
軽く荷物をまとめて入浴、疲れてしまったのでちょっと早めですが寝ちゃいましょう。