6日目:アルベロベッロ→アマルフィー
・・・予定では・・・
ターラント10:05発の電車に乗りたい。
逆算してアルベロベッロを6時ちょうどの電車に乗りマルティナ・フランカで乗り換えれば、
ちょっと早くターラントに着いてしまうのだけど、朝食をとりながら時間をつぶせばよい。
ターラント10:05発の電車でサレルノ迄行って、今度はバスに乗り換え、
アマルフィーには15時ちょっと過ぎに到着する・・・はずだった。
5時に起床し、支度もスムーズに済んだので早めだけどアルベロベッロ駅に行ったら
駅舎に鍵がかかっている・・・始発電車はもっと前に出ているのにどうしてだろう・・・?
ま〜ホームへはそのまま入れるので問題ないけど、切符を購入していないのだからまずいな・・・
不安になっている所に駅の係員がやって来てホットする暇もなく
「切符は駅では売っていない」のひと言。
「この道を上がって最初の道を右折してちょっと行った左手を曲がった所」に切符売り場?があるらしい。
あと10分で電車が来てしまうので、とりあえず私は走った!
早朝の町は、すれ違う人もいないし、切符を売っていそうな店も当然開いていない・・・
通りかかった車を半ば強引に止めて聞いても、「駅で売るはず」とか「この時間は店なんて開いていない」
悲しくなる返事ばかり。
2駅めのマルティナ・フランカまで無賃乗車して、そこで訳言って買おう・・・と、また走り出したその時
空き地の奥のガソリンスタンドのそのまた奥のバルに明かりがついている、「もしや・・・」
ドアを押したら開くのだが人がいない、目いっぱい大声で「ブォンジョルノ〜!」と言ったら
太っちょのおじさんが眠そうに出てきた。
「ココ、キップ、カエル?」子供のようなイタリア語で聞いたら、「シー」。
切符を手にしてまた駅へ走る。走るので犬が2匹走ってついてくる。怖い・・・
電車は10分遅れて到着したのでセーフだった。心臓バクバク、運動不足を反省しつつ電車に乗った。
マルティナ・フランカでは1時間程の接続待ちなので、駅の周りを歩いたりしてみたらなんか変!
色々な制服の駅員さんが異常に多いのだ、そしてまた胸騒ぎ・・・
何番線から出るのか聞く振りして詰め所へ行ってみたら、「ターラント行きはバス輸送」との事。
土日祭日はバス輸送になる事は知っていたが、今日は平日だし、実際今電車で来れたのに・・・
それを確認する語学力は双方になかった。
バスまで誘導してもらって(聞かなかったらバスは出発していたと思う・・・)ひと安心。
ターラントでは2時間の待ちがあるので、万一バスが遅れても問題ないでしょう。
バスはガラガラで快適なドライブ、ターラントには8時ちょっと過ぎに着きました。
本来はここで2時間待って電車でサレルノに行く予定だったのですが
8:50分発のバスがあるじゃないですか。2時間待つよりまたバスに乗ってしまおう!
という訳で、また4時間のバスの旅です。
このルートは途中、チロルのようなかわいい山間部があったり、ラマンチャのような荒野があったり
飽きさせない風景でしたが、トイレ休憩は全くなしでした。飲食を自粛しておいて良かったです。
(5分位止まった時運転手さんは降りていましたが、きっと・・・)
サレルノ駅に着いて、30分後にアマルフィー行きのバスがありました。ちょうど良い接続です。
しかし、なんとめまぐるしい1日だったのでしょう。でもここまで来たら後は楽勝です。
ここサレルノからアマルフィー海岸沿いのドライブは、バスとはいえ素敵です。
入り組んだ海岸線と碧い海、レモンの段々畑の九十九折が次から次から目に飛び込んで来ます。
小さな可愛い町をいくつか過ぎると、本日のお宿のあるアマルフィーに到着です。
まずは明日のカプリ行きの切符を買っておきましょう。
プーリアから到着すると、人が多い!特に今まで遭遇しなかった日本人が多いです。
日帰りで来ているようで、夕方や朝は見かけませんでしたが。
とりあえずホテルにチェックインです。
人通りの多い道から階段を上がったところに入り口があります。
9部屋と小さいながら手入れの行き届いた可愛いホテルです。
ひと休みしたら、さぁ〜出かけましょう♪
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ドゥオモ広場から。 | カラフルなアマルフィーの町 |
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夕食を頂いたレストラン。 |
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鰯のマリネ。普通に美味しい。 | 海の幸のアンティパスト。特に肉厚サーモンが絶品だった。 |
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レモンのペンネ。絶妙なバランス!最高! | 魚介のフリット。普通に美味しい。 |
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