7日目アマルフィー→カプリ

朝食はルーフテラスでいただきます。
小さな安いホテルだったのですが、ハム・チーズ・シリアル・ヨーグルト等なかなかです。

チェックアウトをして、カプリ行きの船着場へ向かいます。
昨日食べたディリチア・アル・リモーネを買おうと思っていたのですが
やはりお店はまだ開いていませんでした。

船は出発間際に接岸され、パカッと開いた船尾から乗り込みます。
上階デッキの最後部に座れたので、船上からの眺めはすばらしかったです。

船は半島沿いに進むので、岸壁上の町ポジターノやレモン・オリーブ等の段々畑がいい感じです。
カラフルで可愛いアマルフィーが遠く離れていくと、左手前方にカプリ島が見えてきます。

カプリ島に近ずいて来ました。
真ん中のくぼんでいる所がマリーナグランデ
マリーナグランデもカラフル♪

マリーナグランデに到着し、チケット売り場でバスの1日券を購入しましょう。
この切符はカプリまでのフニコラーレの1往復とバスが乗り放題で6.70ユーロ+デポジット1ユーロ。
1回券が1.30なので、6回乗る予定ならお得です。

カプリの道は狭くて急カーブばかりなので、バスはとっても小さい。
座席も少なくて、ぎゅうぎゅう立っている人でいつも混んでいます。
カプリの町をすり抜け、断崖絶壁の美景を見ていると、もうアナカプリです。

まずはバス停から歩いて3分程のホテルへ。
行程中一番高いホテルだったのですが、う~ん値段ほどではないような・・・
「海の見えるテラス付き」にこだわってメールのやり取りをして決めたのですが、
その経緯がなければ、それ程悪くないのかもしれませんけど・・・

さ~この旅一番の期待のレストランへお昼をいただきに行きましょう♪

野菜のアンティパストミスト。全て美味だけど
特に2種の茄子とピーマンの味付けがすばらしい。
ここから階段を降りていきます。
予想外の絶品!サーモンのマリネ。
もう一度食べたい。
美味しいお昼をいただいている眼下では老人と海?
い~え、船で来る客をレストラン迄送迎する船とおじさんです。

ポインタしてね。
これがお目当て、ウニのパスタ。ウニごっちゃり!
2人前からの注文です。期待通り美味しい!
青の洞窟への入場待ちの人を眺めながら
カプリブルーというワインを飲んでいます。
レモンのタルト。
右のリモンチェッロはサービスしていただきました。
ドライトマトやバジル味などのクルっとひねった硬いパンは、
料理が来るまでのワインのお供。

明朝入ろうと予定していた青の洞窟の待ちがほとんどないので、
条件の悪い午後だけど、明日入れるかどうかわからないので今入ってしまう事にしましょう。
入場料は8.50ユーロ、親船で払います。

入り口はとても小さくて、鎖を伝って滑り込みます。
ポインタしてね。
以前入った朝一番より色は鮮やかではないけど、
やはりカプリのハイライト。

バスでアナカプリに戻り、リフトでモンテソラーロ山に登りましょう。
昔懐かしいスキーの一人乗りリフトと同じですね。
日本のエニシダのような黄色い花がきれいです。
ナポリ湾も、アナカプリの町並みも、リフト沿いの家も、果樹畑もみんな絵になります。
頂上からは裏側のファラリョーニ(岩の多い海)が見渡せ、またちがった景観です。

さて、またバスに乗ってカプリに向かいましょう。
カプリからフニコラーレでマリーナグランデへ下り、明日の船の時間を再チェックし
再びフニコラーレで戻り、ブォノコーレのレモンとピスタチオのジェラートを食べながら町歩きを楽しみます。
バス道と同じで、町中も狭く入り組み迷路のよう。
時間を気にせず、ガイドブックを鞄にしまって迷いながら歩くのはほんとに楽しい♪

カプリ島の玄関マリーナグランデと
ウンベルト1世小広場を結ぶ
フニコラーレ。
階段式の車内で区切られている。
アウグスト公園の入り口。
ここからのファラリョーニ岩島郡は絶景。
アウグスト公園の横からマリーナピッコラまでの九十九折は
「世界で一番美しい小道」と言われる、ヴィア・クルップ。
現在は通行不可です。

お目当てのお惣菜屋でチキンサラダとアランチーニ(ライスコロッケ)、
スーパーで生ハム・サラミ・ワイン・ビールを購入し
バスでアナカプリのホテルに戻りましょう。

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