人生初の関西&神戸へ、人生初のディナーパーティーに出席するために、
これまた人生初の夜行バスにゆらり揺られて行ってまいりました。
ディナーパーティーの会場となった神戸オリエンタルホテルは、
地下3階〜地上3階までがショッピングモールになっている高層ホテル。
当日はちょうど、15周年のアニバーサリーで各種イベントが催されて
盛り上がっていました。地下にいっても、おしゃれな家具などが並び
さすがの高級感を漂わせていましたが、地下3階にあるのはなぜか
100円ショップとスーパー。(しかも夜11時まで営業)気取っただけでは
終わらない?この便利感は関西ならでは。バスまでのながい待ち時間
たいへん助かりました。めちゃ安かったですしキャー!!←…



お待ちかねのスタート時間到来。
出演者のおふたりはビールのCM曲を(こんな認識しかなくてスイマセン)
バックに登場。複数の巨大なシャンデリア輝く
披露宴会場に響きわたる軽快な「ッカモン!」の声。(笑)

涼平さん(以下:涼)「どうもみなさん、こんにちは!」
萩野さん(以下:萩)「どうもこんにちはー」
ダークスーツを着たふたりが登場すると
会場の目線はギブスで固められた涼平さんの足に注がれました。

涼:「みんなの目が俺の足に注目しているのがツライ」
萩:「どぉしたの?それ?(笑)」
涼:「うん、ちょっとケガしちゃってね。ギブスされてるから大袈裟に
   みえるけど全然そんなことないので、まぁこれにはあまりふれないで」
萩:「(聞いてない)すっごい指が長いよねー」
涼:「いやいやそんなコトどうでもいいから」
萩:「ホラ、人差し指が親指よりだいぶ長いでしょ。ねー?(聞いてない)」

他の役者さんと一緒のトークショーでは、どこにギアが入るか
まったく予測がつかない萩野さんですが、今日のテンションも
またおもしろ・・あ、いえ。のびのびしていて楽しそうです。(笑)

萩野さんが指の長さを気にするので、
「足のどの指が長いとどうとかこうとか
 意味あるんだっけ。オレよく知らないけど?」
涼平さんが水を向けるも、
「あぁ…うん。(知んない)

のびのびしてます…
(笑)
今日のタカシ(涼平さん風)もアクセル全開。
鈴鹿の130Rもトップギアでベタ踏み走行です。(何)


萩:「神戸に来るのは、2回目なんですけど1回目は涼平くんと来て」
涼:「うん。龍騎(映画舞台挨拶)の時にね」
萩:「・・今日、ちょっとアダルトだね俺たちね!(唐突)」
会話のやり取りとは、まったく関係なく常にマイペースな萩野さん。
そんな萩野さんにも律儀な涼平さんはキチンと返事をかえします。(笑)

涼:「だってほらみんな恰好が…」
萩:「正装してる」
涼:「そう。ドレスアップしてるっていうか」
萩:
どなたか結婚されるんですか?
… … … … … …えぇ?
ここでその発言ではどう考えても壇上のおふたり以外…(笑)

涼「いやいや・・・・・(戸惑いの間)・・。
  ふつう俺たちだろ。立ち位置からするとこの場合…」
萩:「うん・・ッ!?あ、そっか(笑)」
…ハッ。とした萩野さん以外、全員が考えた事だったのか、
涼平さんを含めて会場中が『うんうん』と大爆笑でした。

涼:「新郎、新婦?(笑)どっちがどっち?みたいな(笑)」
萩:「ドレス着るんだ?(笑)」
最初こそ戸惑いをみせた涼平さんでしたが、
会話に参加してみるものの女装にまつわるこの手の話題は
あまり好まず、墓穴を掘った萩野さんをよそに(笑)とても楽しそうです。

涼:「色白さからすると、オレのほうが女子!って感じ?
   ワイルドさからするとオレのほうが女子♪って感じ!(爆笑)」
萩:「俺よりかなりデカイけどね!(笑)」
(※萩野さん182cm、涼平さん188cm。超大型カップルの誕生…笑)

確かに、この日の萩野さんは黒さにますます磨きがかかり、
肌の焼き具合では萩野さん=男子。涼平さん=女子。といった感じ。(笑)
涼平さんは、龍騎撮影当時と変わりなくとても色白さんで、
ガン黒娘でなくても萩野さんとオセロができそうでした。
(Good Bye Summer ディナーパーティー パンフレット・50のQ&Aより
  ガン黒娘に会ったらどうする?⇒オセロする by.涼平さん)


「この日を待ちに待っていたんだよね、俺達」
そう話すおふたりに導かれて乾杯。
萩野さんはこの時、「それじゃ、かん、乾杯?」
めずらしく噛んだ上に「
ェ〜…」と、
ため息までついてずいぶん緊張したご様子でした。

私たち参加者には白ワインでしたが、
萩野さんと涼平さんには違うものが手渡され――
涼:「ほら(萩野さんにグラスを見せ)ヤクルト来たよ、ヤクルト(笑)」
萩:「なんかドクドクだね!」
白くて非常にドクドクしていた模様です。(笑)

乾杯終了後、ひと口飲んで「すっぱー!」と
言ったような気がしますが、白くてドクドクのすっぱいお酒?
いったい中身はなんなのでしょう…。
※このままでは夜も眠れない(あの)と、涼平さんがいった
「まっこいじゃ?」という言葉を頼りに検索。「まっこい」は
私の聞き違いで「マッコリ」が正解のようです。あぁ、スッキリ…。

乾杯にあたっての挨拶を涼平さんにお願いした萩野さん。
それなのに、
「それでは今日のイベントの成功を祈って…」
涼平さんの至極マジメな挨拶を聞いて
「んふっー!」とか笑ってしまった萩野さん。(…笑)
なんていいますか好対照だなー(笑)というのが率直な感想です。
そんな萩野さんの乾杯後の挨拶はこちら。

「それじゃ、今日はどうもありがとうございました!
 すっごいたのしかったですっ!
(バイバーイ)」

さわやかに手を振り笑顔で退場。
涼平さんに「終わりかーい」と止めてもらっていました。
こ、好対しょ…(笑)


なにやら落ち着かない様子のおふたり。
涼:「今日はスィ〜ングするから緊張しているんだよね」
萩:「うん。もードキドキ。(笑)ドッキドキー」

そうか、歌ですか…(笑)
「優しい気持ちでね(萩野さん)」
「子供の発表会をみる母のような気持ちで見守って(涼平さん)」
参加者の母性に訴えようと(?)ふたりの息もピッタリです。
この時も、萩野さんは「優しい…やさしい気持ちで…」
へろった声で2度くり返して会場の笑いを誘っていました。
極度の緊張状態になるとヘロヘロになってしまうか、非常に
可愛らしかったでごわす。(す、すいません…)

いろいろ話すうち、
この状況は前にもあった事を思い出したのか
「俺たちすでに五反田で恥ずかしい目にあってるもんね!」
同意を求める萩野さんに、「恥ずかしい!?」拒絶の構えの涼平さん。

涼:「恥ずかしいって、ノリノリだったじゃん。
   なんかファー(毛皮)みたいなの着て…
   俺がキャディーさんだったら
ファーって言ってるよ!

会場、どかーん。(笑)
そんな他愛もない(し、失礼?)ギャグにウケる私達の耳に
聞こえてきたのは、悪魔…いや天使のように屈託のない萩野さんの声。

萩:「・・え?
なにファーって?

会場、どよめきと共に再びどかーん!涼平さんもどかーん・・!(笑)
※今年1月に五反田スーパーアリーナで行われたスーパーライブで生歌を
 初披露したおふたり。この時、萩野さんは毛皮のコートを着て熱唱。
 その様子は東映の龍騎公式イベントページでご覧になれます。
 (当HPのレポートはこちら)出演者の間でも語り草になっているらしく
 萩野さんも「さんざんだな!(笑)服のこと言われるのは〜」と、
 ぼやいていました。


そんなこんなで(?)爆笑のうちに乾杯がすんで運ばれてくる料理。
さて、ここで気になるメニューを紹介します。

オホーツク海産帆立貝柱のマリネ 緑健トマトと柑橘系のサラダ仕立て

フランスパンとバター

きのこと豆腐とフカヒレのとろみスープ

特選牛フィレ肉のステーキとフォアグラのポアレ 
   じっくり煮込んだ大根添え黒胡椒タイム風味ソース

パティシエ特選デザート

コーヒー

どのお料理もとてもおいしかったですが、特に牛フィレ肉は
特選というだけあってやわらかく、なんともいえないお味でした



前菜が運ばれてくる間、
『神戸初めて物語』に花を咲かせる萩野さんと涼平さん。
昨年、映画の舞台挨拶のため、
駆け足で日本を縦断した萩野さん達、龍騎ご一行様。
休む暇のない過密スケジュールながらも、キャラバンのようで
たのしかったそうですが唯一、神戸では自由時間があったそうです。

萩:「山のほう行ったでしょ?アイスクリーム食べたり」
涼:「・・萩野君の言う『山』っていうのは異人館の事ね」

どこまでもアバウトな萩野さんにきめ細かなフォローを
いれる涼平さん。(笑)ここでも個性の違いが出ています。
異人館では、有名な風見鶏をみたり記念撮影をしたそうで、
この時の様子は東映「仮面ライダー龍騎」公式HPで見ることが出来ます。

この時感じた神戸の印象を語る萩野さんに会場はなぜか大爆笑。
萩:「その時感じたのは、神戸はキレイな街だな(会場爆笑)っていう・・
  ・・・・・・・(Q.)なに笑ってんの?」
(A.)萩野さんがキレイと言いながらお腹に手をあて腰をぐるっと回したから。
みんな笑うに決まってますですよ、萩野さん…。(笑)

地元の涼平さんと違って関西にはあまり来ない萩野さん。
今回、神戸に来るにあたって、どんなところだろうな〜?
そう考えながら何気なくTVを見ると「昭和の事件簿」を扱った番組で
神戸の話題が出たそうです。あまり見ないと思われるTVなのに、
見る番組はよりによってそれ。さすが元脱獄凶悪犯です。(笑)

萩:「そしたらね、なんか神戸が一番でかい額を強盗してるんだって。
  これも神戸自慢?」
微妙な話題に、会場からは曖昧笑いがもれていましたが、
相方の涼平さんは冷静でした。(コンビじゃないから!)

涼:「それさ、地震のときは含まれてるの?」
萩:「え?」
涼:「震災の時のは含まれてるのかなーって」
震災の時に多発した、火事場泥棒分が
金額にふくまれているのか知りたいご様子。しかし…
「ごめん。オレ、現金強盗の話してるんだけど…え?」
萩野さんはなにを問われているのかさっぱりです。ブラボー!(笑)

「いやそうじゃなく。(笑)倒壊した家からお金とったりした人もいたから、
 そういうのも含まれているのかなと思って…俺はとってないけどね!(笑)」
丁寧に説明しながらも小ボケをいれるのを忘れない涼平さんに、
「ほんとかぁ?(笑)」
すかさず疑いの目をむける萩野さん。
会話はすれ違っても(笑)ジャレ合う息はぴったりです。

結局、「そういうのを見たので今日来るのがちょっとコワかった」
ずいぶん可愛らしいボケをかます萩野さんに(お許しを…)
涼平さんを筆頭に会場中で「コワくないコワくない」と、
ツッコミをいれたりしているうちにこの話題は終了。
強盗金額に、火事場泥棒分が含まれて
いるのかどうかは謎に包まれたままでした。(笑)

そういえば、「コワイ」という萩野さんに対し涼平さん、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。みんな虫も殺さないような顔してんじゃん」
って、コワイのは私達ですか?(笑)
すると萩野さんまで「んー…どおかな?」って、おーい。(笑)
最後は「うーん…わかんないけど裏じゃなにコロシテルか(笑)」
そうオチをつけた涼平さんに会場からはなぜか拍手喝采の嵐でした。


「あたたかい内に食事されたほうがいいんじゃないですか?」
とても丁寧な萩野さんの言葉をキッカケに食事タイムへ。
萩野さんと涼平さんは一時退場となります。
萩野さんのこのキッカケ出し。ふと会話が途切れた時に、
とても自然に出されたモノで素晴らしいと思いましたが、
それまでがマイペースだっただけに意外な驚きが。(失礼)
涼平さんも後日、ご自身の日記で「メリハリが絶妙」と、
評されていましたがまったくもって同感でございます。

退場にあたり、当然あがる残念そうな声を聞いて
「いやでもホラ…後ろ向きの人とか食べられないからね、俺達がいると」
真面目に諭す涼平さんに対し、
「でもさー、コンピューターかなんかでテーブルが移動して
 後ろの人たちが前にビィーーって来たりとかして」
面白がってむし返す萩野さん。
私たちは最後列だったので、無理とわかっていても
萩野さんの話を聞いて歓声を上げてみたり。(笑)
想像力を駆使してつかの間の夢が見られてちょっと嬉しかったです。

涼:「そんな…絶対ムリだし溝とかないし見ただけでわかるし(笑)」
ちょっと遠くなった涼平さんの
「それじゃゆっくり食事されてくださーい。また」
締めの言葉でおふたりは退場。後に続く形となった萩野さんが
最後に口にした言葉は、

「シャンデリア。」(嬉しそうな指さしつき)


自由奔放とはまさにこのこと。(笑)
しっかり者の涼平さんをパートナーに迎え、
今日はやんちゃの限りをつくすと心に決めたらしい萩野さんに
ビバ!と賞賛の声をあげながらPart.2(近日公開予定)へつづく。

(2003.12.1* taira) 



 
     




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