[マニキュア・除光液] 溶剤トルエンは低体重児が生まれるなどの生殖障害、
催奇性があります。ほとんどの製品に環境ホルモンのフタル酸エステルや
オキシベンゾンが使われています。除光液は爪をボロボロにするアセトン
入りのものを避けましょう。
[口紅・リップクリーム] 口紅は一日70ミリグラムを食べてしまいます。
食品に入れてはいけない発がん性のあるタール色素が含まれているものは
避けましょう。落ちない口紅は有害物質が唇に残るので注意。
[パーマ液]パーマ液は必ず髪を傷めます。かぶれやすい人はシスティンを
主成分とするものにしましょう。
[ヘアダイ(染毛)・ブリーチ] ヘヤダイは常用者に再生不良性貧血や
血小板減少症などの造血障害が起きており、死亡例もあります。
ブリーチも劇薬の塩素を使っています。
化粧品にも環境ホルモン
環境ホルモンは、生殖機能を阻害したり、乳がんや子宮がん、
前立せんガンの増加との関係が疑われる化学物質です。
妊娠するまでに蓄積されたものが母体を通して胎児に伝わり、
影響をおよぼします。
少年期の化粧が精子を減少させます。精子数を決定するセルトリ細胞は
少年期までに決定します。若い男の子の化粧にも注意しよう。
受精卵を殺す陰イオン界面活性剤
ほとんどの化粧品に使われている合成界面活性剤。
皮脂を取り去り化学物質を染み込ませ、毒物が体に入りやすい状態を作ります
妊娠中のラットの背中に塗っただけで受精卵が死亡してしまうほど危険な
陰イオン界面活性剤は特に注意が必要です。
セチル硫酸ナトリウム
直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類 ラウリル硫酸塩類
発ガン性が疑われている成分 (特に乳液・クリーム)
イソプロピルメチルフェノール(殺菌防腐剤) オルトフェニルフェノール(殺菌防腐剤)
クロルキシレノール(殺菌防腐剤) ジエタノールアミン(中和剤)
ジブチルヒドロキシトルエン(酸化防止剤) ソルビン酸及びその塩類(殺菌防腐剤)
タール色素 トリエタノールアミン(中和剤) パラクロルフェノール(殺菌防腐剤)
フェノール(殺菌防腐剤) ブチルヒドロキシアニソール(酸化防止剤)
ポリエチレングリコール(保湿剤) ホルモン(特殊成分) レゾルシン(殺菌防腐剤)
オルトアミンフェノール(染毛剤) パラフェニレンジアミン(染毛剤)
メタアミンフェノール(染毛剤)
アレルギーを起こす成分
染毛剤成分(パラフェニレンジアミン)
パーマ剤成分
殺菌防止剤(パラベン=パラオキシ安息香酸エステル) 油分(ラノリン)
香料・界面活性剤(石けん) 保湿剤(プロピレングリコール)
プロピレングリコール
工業用化学物質であり、不凍液・ブレーキ液・油圧液剤・除湿剤・絵の具・
塗料・床用ワックス・洗濯洗剤・ペットフード・タバコに使われる成分で、
多くの化粧品、薬用品等に使われている。
シャンプー・デオドラント・ローション・コスメティック・歯磨き・加工食品
接触皮膚炎、腎臓障害、肝臓異常、細胞成長を阻害し、細胞膜障害に
よる湿疹、乾燥肌、表皮障害などを引き起こす可能性がある
(物質安全データシート)
多くの化学反応を引き起こし、低濃度の場合でも、皮膚にダメージを与えた
(アメリカ皮膚学会 91年1月)
ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)
工業用化学物質として、コンクリート床用クリーナー・エンジンの脱脂剤・
車洗浄剤油を落とす力が強く、歯磨き・シャンプー多く使われています。
髪の毛胞を侵食し、髪の成長能力を弱める。
他の窒素がんゆう含有成分と反応し発ガン性の硝酸塩を形成する可能性がある。
皮膚に接触すると心臓、肝臓、肺、脳に達して残留する。
タンパク質を変成させ、成長期の眼の構造形成に影響を与え、恒久的な障害を
こす。免疫系に障害を与える可能性がある。
(アメリカ毒学専門学校誌 83年 VOL2 NO7)
失明 年間約一万人(日本)
(キース・グリーン博士(ジョージア医学専門大学)はSLSを避けるべき
であると、明確に例証している。)
タルク(滑石)
非常に細かい粉体で乾いた潤滑剤として使われる。
滑石は、発ガン性のあるアスベストと化学組成は同じ物質で、ボディーパウダー
ベビーパウダー・コンドーム・女性用デオドラントスプレー等に使われている。
卵巣ガン・卵管繊維症・不妊の原因となる可能性がある。
(アメリカ医学会誌でチャンドラー博士)
アルコール
アルコール含有率25%以上のうがい薬は口内や舌ガンに関係すると見られ
てきました。アルコールは口中で溶剤のように働き、発ガン物質が人体組織に
浸透しやすくします。
(アメリカ国立ガン協会 91年4月)
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