よっすぃ号の自作アーシング
重い腰をあげて、少しだけやってみました。
今後も少しずつ(?)、アーシングポイントが増えていくでしょう…。
その1.アーシングとは?
最近、ちまたでうわさの(?)アーシングとは何かと言いますと、下図をご覧いただくと解り易いでしょう。
絵が下手でスンマセン(^^;;;

上の図を車に例えてみましょう。
電源部はバッテリー、電球部は電気を使う所、抵抗はボディー(鋼板)というように置き換えることができます。
注)簡略化してますので、細かいことは置いておきます(^^;
当然、電気を使う場合
電源部の+極と-極から電気を使う場所に電線を引くと、
右の図でいうと、電源のプラス極から電球に、そして電球から電源のマイナス極へと電流が流れます。
車には、ライト類やデストリビュータ、ナビやオーディオなどなど実に様々な電装機器がありますが、
もし、これらがバッテリーからそれぞれ1本ずつのプラスとマイナスの電線を引いてきているのならば、
『アーシング』というチューン(?)は存在していなかったのでしょうが、現実は違うのです。
一つ一つの機器にそんな事をしていたら、配線が面倒かつ複雑になる事は明白な事ですね。
そこで、メーカーはそんな面倒な事をせず、ボディーという、導電抵抗はあるが電気は通す、
鋼板を介してマイナス極に電気を戻そうと考えたのでしょう(図の左 多分)。
この考えは合理的ですが、電気的な効率としては問題が残ります。
それは、プラスから出て行った電流は、そのすべてがバッテリーに戻ってくるワケではないという事です。
そこで、電気を使うところから、電気を直接的にバッテリーに戻そうというのがアーシングの狙いです。
主に言われている特徴としては…(あくまで伝聞です)
- 点火エネルギーが増大することにより、多少のパワーアップが望める(らしい)。
- 同じ理由により、より少ないアクセル開度でも同等の加速が得られる(らしい)。
よって燃費の向上にも寄与すると考えられる。
- さらに上記理由により、排ガスのクリーン化も望める(らしい)。
- 各電装系の効率アップ(例:ライト光量のアップ)。
- 発電機(オルタネータ)の発電効率アップ、ひいてはバッテリーの充電効率アップにつながる(らしい)。
などがあります。
私が『アーシング』をしようと思ったのは、非力で燃費性能に劣るSR18エンジンのパワーアップと燃費の向上が最大の目的です。
他はおまけみたいなものでしょうか?(^^;
左の写真の黒と黄色のコードは、純正状態でバッテリ(-極)から引かれているコードです。
ご覧の通り、「何でこんなところで?」というところで止まっています。場所はデスビの下。
車で一番電気を使うところの近くに引張ってあるって事だけは評価できることですかねぇ?(^^;
その2.作業に必要なもの
※リンクにつきましては、アーシングパーツなどを取り扱う楽天ショップ様にジャンプします。
- 電工ペンチ(圧着工具)
8スケアや14スケアに対応するものが望ましいです。
値段は5000円位からなので友人知人と共同購入するのがいいかもしれません。
- 8sq(スケア)or14sq(スケア)ケーブル
使用する場所によって太さを決めましょう。
一般には
8sq(スケア)で問題無いと思います。
(アーシングをする場所/箇所/ケーブルの取り回しにもよりますが)
長さは5m程度から始めるのが良いでしょう。
最初にアーシングポイントを確認し、ケーブルの取り回しを計画してから購入するのがベストです。
あと、エンジンルームのドレスアップにもなるので、色にこだわるのも◎です(^^;
- 丸型端子(8-6、14-6等)
最近ではホームセンターでも取り扱っています。
お金を掛けてでも見栄えを、という方には金メッキの端子もあります(^^;
- 端子付きの汎用ケーブルキット
上記もしくは圧着工具を買うのが面倒な方のために汎用キットもあります(^^;
物によってはターミナル付きのものもあるので、拡張性もOKです。
- 車種別アーシングキット
値段は高いですが車種別キットもあります。
適合は各メーカのHPなどを参考にして下さい。→例:スプリットファイアジャパンのHP
- M6、M8のボルト
…適量
- その他
…ラチェットレンチ、メガネレンチ(10mm、12mmなど)、プラスドライバーなど必要に応じて。
注意/警告
- 電気は目に見えません。下手をすれば、うっかり感電なんてことがあります。
少なくとも軍手くらいははめておきましょう(^^;
- 必ず、バッテリー端子を外して作業を行ってください。電気を扱う際の常識として捕らえてください。
外すときは、マイナス→プラスの順番、付けるときは、プラス→マイナスの順です。
- 作業を行う際はくれぐれも各自の責任で行ってください。
何らかの不都合、不具合が生じても、私は責任を負いません。
その3.よっすぃ号のアーシング
- Ver.1 …エンジンルーム内のボディーアースをアーシング!
- Ver.2 …ストラットタワー部、バルクヘッド部をアーシング!
- Ver2.5 …ターミナルブロックを設置。(Ver2に掲載)
- Ver.3 …インマニ(サージタンク)とエンジンヘッド部の開いているボルト穴を活用する。
以後、まだ施工してません(^^;;;
- Ver.4 …オルタネータのプラス(プラシング)、マイナスをアーシング!
- Ver.5 …他にどこかアーシングポイントが無いか、情報収集(^^;
自分でできることをやってみる。
といった具合でしょうか?説明に不備がありましたら、ご一報お願いいたしますm(_ _)m