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大リーグ中継の面白さ

2001.6.21

カル=リプケンJr.に

カル=リプケンJr.は故郷に帰って子ども達に野球を教えるのだそうだ。解説者にはならないらしい。日本と違ってプロとアマの断絶がないからね。

 プロ野球中継はぜんぜん見ないのだけれど、大リーグ中継はちょくちょく見る。気づいたときにハイビジョンでやっていればほぼ必ず見る。ただし、うちはCATVなので、正確にはハイビジョンではない。ただ16:9の横長なだけ。

 閑話休題。なぜ大リーグ中継なら見るかというと、ひとつは尻切れトンボにならないから。必ず試合終了まで中継してくれるからだ。欲求不満にならずに済む。

野茂が降板したレッドソックス戦が延長へ、後に控えていたマリナーズ戦が始まったので切り替えたとか、地上波(TBS)で後番組(『エクスプレス』)の時間になったので打ち切りということがあるにはあったが。

 「実況の質」という問題もある。応援実況は腹が立つ。プロ野球中継を見なくなったのは、日本テレビの実況に――相手チームの攻撃をほったらかしてジャイアンツの次の攻撃について解説者と語り合うようなものを実況といえるかどうか疑問ではあるけれども――嫌気がさしたからだ。ただし、前述のTBSではマリナーズの応援実況をしていた(マリナーズの選手がチャンスに三振したら、アナ氏が「あー」と嘆いた)から要注意だ。
今日のBSの中継はちょっとうるさかった。ラジオじゃないんだからいちいちボールカウントを教えてくれなくてもいいし、「盗塁を28回試みて23回成功、失敗は5回」なんて言われなくても引き算くらいできます>松本一路アナ。

 細かい問題はあるけれどもなかなか面白い。