2001.6.27
TBSラジオは、今年12月25日に開局50周年を迎えるそうな。
そこで、月イチの特別企画として繰り広げているのが「ラジオ進化論」シリーズ。その第3回「究極の“ながら”ラジオ」が25日20時から放送された。メイン企画は「ラジオを聴きながらできる同時進行型料理番組」と題して、服部栄養専門学校校長・服部幸應氏が料理（焼き餃子）を“作りながら”の放送をする一方、リスナーは聴きながら餃子を作れるか？ という企画。この企画で判ったのは、実況(?)担当の松下賢次アナの駄洒落がいかにくだらないかということだけだった^_^;。
本日のお題はこちらではなく、安住紳一郎アナがNTT研究所（だったと思う）の協力を得て行った実験だ。
「省エネは心がけ次第」という音声を五分ノ一秒おきにカットする。機械的に行うから正確ではないが、だいたいタイトル――sy en w k k r g k s d i――のように聞こえる（いや、これをどう読むのかと訊かれると困るけど）。つまりなんて言っているのか判らない。
さてお立会い。無音の部分に雑音――ザーという音――を入れたものだと「省エネは心がけ次第」と聞こえるのだ。ホントだってば。専門家の先生曰く「これは脳の不思議なはたらきで、雑音があると聞こえない音を補ってくれる」そうだ。
人間の体って不思議だな。
50周年と言えば、今日は僕が禁煙してちょうど2周年なのであった。