2001.10.7
やっとヤクルトが優勝を決めた。昨日の『世にも奇妙な物語秋の特別編』中断に1万1500件もの抗議電話があったにもかかわらず、延長10回ウラあと一人で優勝というところから今日も放送した。今日の被害者は『美容エステ探偵〔再放送〕』(久本雅美・さとう珠緒・東幹久・荻野目慶子ほか)だった。ミステリーとして最高潮の謎解きの真っ最中、番組としてもあと数分で終わるという17時21分に番組自体が殺されてしまった^_^;。
大阪近鉄のタフィ=ローズ選手は王監督と同じ55本塁打どまりだった。この二つの記録を比較することは難しい。球場の大きさがずいぶん違うからだ。なにはともあれ数字を見ていただく。
昭和のセ | 平成のパ | ||
球場名 | 上段:中堅 下段:両翼 |
上段:中堅 下段:両翼 |
球場名 |
後楽園球場 | 120.0m 90.0m |
122.0m 100.0m |
大阪ドーム |
神宮球場 | 120.0m 91.0m |
122.0m 100.0m |
東京ドーム |
甲子園球場 | 120.0m 91.0m |
122.0m 100.0m |
西武ドーム |
ナゴヤ球場 | 118.9m 91.4m |
122.0m 100.0m |
福岡ドーム |
川崎球場 | 118.9m 88.4m |
122.0m 99.5m |
千葉マリンスタジアム |
広島市民球場 | 115.8m 91.4m |
122.0m 99.1m |
グリーンスタジアム神戸 |
平均 | 118.9m 90.5m |
122.0m 99.8m |
平均 |
王・ローズの本拠地を先頭に、あとは大きい順にした。後楽園球場の両翼は実際には87.7mしかなかった(下田武三コミッショナー時代の実地調査による)が、フェンスには“90”と書いてあった。後楽園球場の外野フェンスは、ライン際になると徐々に高くなっていたことを憶えていらっしゃるだろうか。低いままだったら90mに相当する、ということだったらしい。
こう書くと「ローズのほうが凄い」ということになってしまいそうだが、そうは簡単ではないだろう。つまり対戦したピッチャーが違うからだ。ローズが、江夏や村山からもポンポンとホームランが打てるかどうかは分からないから。
ついでにセとパの比較。
平成のセ | 平成のパ(再掲) | ||
球場名 | 上段:中堅 下段:両翼 |
上段:中堅 下段:両翼 |
球場名 |
東京ドーム | 122.0m 100.0m |
122.0m 100.0m |
東京ドーム |
ナゴヤドーム | 122.0m 100.0m |
122.0m 100.0m |
大阪ドーム |
甲子園球場 | 120.0m 96.0m |
122.0m 100.0m |
西武ドーム |
神宮球場 | 120.0m 91.0m |
122.0m 100.0m |
福岡ドーム |
横浜スタジアム | 117.2m 94.2m |
122.0m 99.5m |
千葉マリンスタジアム |
広島市民球場 | 115.8m 91.4m |
122.0m 99.1m |
グリーンスタジアム神戸 |
平均 | 119.5m 95.4m |
122.0m 99.8m |
平均 |
またまた補足。甲子園球場の両翼が昭和時代と比べて5m伸びているが、これはラッキーゾーンがなくなったから。こう見るとパ=リーグのほうが大きい球場が多いのだが、本塁打はパ982本に対してセ759本である(本数は10月6日現在。パは全日程終了)。