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モジュール授業

2001.12.14

近所のスーパーでの出来事。
お刺身売り場を物色していたところ、小4くらいの女の子が隣に立った。しばらくすると「これ買って」と言う。一瞬の間をおいて僕の顔を見た彼女は「アレ?」と言ったあと「お兄ちゃん」と言いながら本物のお兄ちゃんの元へと走った(確かに「お兄ちゃん」も僕と同様小太り短躯だった)。
続いて僕がちょっと日持ちする海産物コーナーへと行ってみると、20代後半の男性が「シジミ汁飲みてぇな」と僕に声をかけた。これまた一瞬の間があって「なあ」と言いながら僕を見ると、足早に立ち去った。
今日の僕は「人に間違われやすいオーラ」でも出していたのでしょうか?

 13日の「トヨタ噂の調査隊」(TBSラジオ/月〜金17:15〜17:30/『荒川強啓デイキャッチ』内)では、小学校の新しいムーブメントが紹介された。

 始業前の15分を「朝の読書」にあてる学校が増えているというのだ(1年生では読み聞かせ)。なかにはさらに進化(?)して、15分を最小単位として時間割を組む学校もあるとか。15分で終わる授業がある反面、図工などは75分ぶっつづけでやるそうだ。15分くらいなら子供の集中力も切れないし、時間が短いから教師もいろいろと工夫が要るのだそうだ。15分を1モジュールと呼んでいるのだとか。

 良きかな良きかな。

 しか〜し。「始業前の15分」というのは気になる。始業15分前(朝の読書)に遅れたら遅刻なのかな? 僕個人の話をすると、“朝練”がないときは朝のHR(ホームルーム)に間に合ったことがない(自慢にもならないけれど)。工場なんかだと始業時間というのは着替えも済んでラジオ体操を始める時間だと聞いたことがあるが、始業前20分前に行くのは――待ち合わせ5分前には行くのが僕の主義――ちょっと納得できないなぁ。

 別にね、始業前15分を始業時間としてくれれば文句はないのだけれど。