2002.1.23
奈良県明日香村のキトラ古墳で“十二支獣頭人身像”が見つかった。寅だということだが、見れば見るほどワニにしか見えない^_^;。
聞けば、棒の先にデジタルカメラをつけて石室内に差し込んで調査しているという。そんなもの文字通り発掘して石室内に人が入って調べればよいと思いきや、そうは問屋が卸さないらしい。高松塚古墳には人が入った。そのとき、調査員の目の前で壁画の色がアッという間に色褪せてしまったそうだ。調査員の体温や吐く息（二酸化炭素）のために顔料が変質してしまったと考えられている。
その教訓を活かしてキトラ古墳の発掘には人を入れないことにしたらしい。こうすればぜったいに影響を与えない方法が開発されるまで、キトラ古墳はカメラだけしか入れないことにしたらしい。
どこで仕入れたかすっかり忘れてしまったが、そういうことらしい。
＃それにしても、「キトラ」ってどういう意味だよ。