2002.1.26
田中眞紀子外務大臣と鈴木宗男自民党議院運営委員長がもめている。言った言わないの騒ぎの影で、確実に喜んでいる人がいる。喜んでいるといって語弊があれば、ホッとしていると言おうか。
それは外務省の官僚だ。一連の騒動のせいで、「考え方は違っても――あるいは違うからこそ――国際会議にNGOを参加させる」という世界の常識に逆らった外務省の判断を批判する声がどこかに飛んでいってしまったからだ。この騒動が、もし外務官僚の策だとしたら外務官僚というのは相当の策士だ。もしそうなら、その策士ぶりを違う方面で活かして欲しい。
外務省の体質を忘れてはいけないと思う今日この頃である。
#小学生の頃、言った言わないといえば出てくるのが本日のタイトルであった。