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えーと今度のオリンピックは……part3

2002.2.8

 いよいよ日本時間9日からソルトレイク冬季五輪が始まる。どうもまる三は盛り上がってこないということを書いた。そのときは、アメフトのスーパーボウルがあるからなんて言っていたのだが、いざスーパーボウルが終わってみても一向に盛り上がってこない。なんでかなーなんてことをさらに考えてみた。

 日本選手団でメダルが期待されている競技を挙げてみると、A群「スピードスケート・ジャンプ・スケルトン・ショートトラック」、B群「フィギュアスケート・ハーフパイプ・スキーフリースタイルモーグル」ということになる。ちょっと分類してみたのだが、A群は「計時や距離など“物差し”がはっきりしているもの」で、B群は「審査員が審査するもの」だ(ジャンプには“飛型点”というものが存在するが、これは距離と比例する――飛型点が悪いと飛距離が伸びることはない――ようなのでA群に入れた)。

 まったく個人的な意見だから必ずしも賛同していただけるとも思っていないが、どうもB群のような競技はイマイチ興味が薄れてしまう。見れば面白いだろうことは分かっているのだけれどもね(長野五輪のときのモーグル里谷多英の滑りなんてカッコヨカッタもの)。男子ハーフパイプW杯(だったと思う)で、優勝できなかった選手が宿泊先で暴れたことがあったそうで、見ている方も不満を感じてしまうことがある。

figure skatingの日本語表記は“フィギュアスケート”だが、表記どおりに発音する人にお目にかかったことがない。僕もそうだが、みんな“フィギャアスケート”と言う。