2002.2.22
いやぁショートトラックという競技は不可解ですね。
決勝では、1着入線^_^;の金東聖選手@韓国が失格となり、2着入線のアポロ=アントン=オーノ選手@アメリカが金メダルを獲得した。最後の1周3コーナーの入り口でキム選手を抜けなかったオーノ選手が、オーバーとも言えるアクションで「触ってないよ」とアピールすると、審判はキム選手を失格にしてしまった。(この説明は実は正確ではないようだ。というのは、どの場面のどういう行動が妨害行為と判断されたかの発表が審判から行われないからだ)。
3コーナーでの「事件」が原因だとすれば、審判をだますのはチョロイものと言えそうだ。
あれが妨害行為ならば、後ろに目がついていないといけないだろう。キム選手に提案なのだが、最後に残っている500mのときは、ヘルメットにサイドミラーをつけておいたほうがいいぞ。
準決勝での寺尾悟選手の失格も残念だが、まあ、納得してもいい。確かに前を滑るロスコス選手@フランスのブレードが(不可抗力的に)引っかかっていて、転倒するときにロスコス選手に手を掛けてしまったため相手が転倒している(もっとも、そこまでキチンと審判が見ていたかどうかは大いに疑問ではある)。転倒した寺尾選手とロスコス選手のどちらかを救済するためには1人を失格にしなければならない。どちらか選べと言われたら寺尾選手を失格にするしかないだろう。
転ぶときは潔く転んだほうがいいようだ。そうすれば、救済されるかもしれない。
ところで、準決勝の結果の字幕はこんな感じになっていた。
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赤字にした3人に注目して欲しい。Kim Dong-Sung=金東聖、Guo Wei=郭偉、Satoru Terao=寺尾悟なのだが、中国と韓国の選手は姓・名の順なのだが、日本だけは名・姓となっている。「ローマ字でも姓・名の順で名前を書こう運動」を密かに^_^;行っている僕としては残念な限りだ。たぶんアメリカ人は、日本では姓・名の順で書くってことを知らないんだろうねな。