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オリンピックのまとめ

2002.2.26

 ソルトレイク冬季オリンピックが終わった。

検索サイトGoogleのロゴが五輪バージョンになっていたことに今日気がついた(検索は行っているのだが、DinopSearchBarを使っているのでサイトに行かなかった)。五輪バージョンのほかにもいろいろあるようです

 まる三の反省(?)としては、民放各局の放送を見ないで、BS-1ばかり見ていた点が挙げられる。「メディア自評」を名乗っている以上は、各局の放送を見比べてあれこれ褒めたり貶したりすべきだったのかもしれないけれど、「バカ騒ぎ」と言ってもいいくらいの感動強要に耐えられなかったので、民放の特番はあまり見なかったのだ。各競技の大会は日本でも定期的に行われているに違いないが、キャスター(特にタレント)たちがそれに足を運んで“勉強”しているとも思われない。乱暴に言ってしまえば、競技に対する知識は、一般視聴者(のなかの詳しい人)と五十歩百歩なのではないかと思う。そんななかで、「感動しました」だの「素晴らしかった」だの言われても説得力がないというものだ。

 もうひとつの反省としては、アイスホッケーを見なかったこと。25日になって決勝戦カナダvs.アメリカを見たのだけれど、こんなに面白いとはうかつにも気づかなかった。余談だけれども、先日見た日本リーグの試合と比べると、選手数が多いんじゃないかと思った。運動量とパスの正確性が原因だと思う。

 NHKが19時30分から放送していたダイジェストをよく見ていたのだが、応援FAXをずいぶん紹介していた。絵を描いたものが多いのだが、少女漫画の主人公のような――黒目に星が5つくらいある――絵を描いてくる少女たち(<断定^_^;)がたくさんいるが、あれは何なんだろう? 絶対似顔絵ではないよね。それとも、彼女たちにはああいう風に見えているんだろうか? 上手いだけに始末が悪い^_^;。

 18時10分からのダイジェスト番組のキャスターは藤井康生アナだった。彼の冷静なコメントは好感が持てた。本田武史選手が男子フィギュアで4位に入賞したことを伝える際も、「プラクティス=チャンピオンの汚名を返上」といった旨のコメントを述べていたのだが、プラクティス=チャンピオン(練習チャンピオン:本番に弱いという意)という言葉をきっちり使っていたのは彼だけだったように思う(いや、全局見たわけじゃないんだけど)。

 視聴率の話。一番高かったのは開会式(NHK総合9日10:55)の19.4%だった(ビデオリサーチ調べ、以下同じ)。競技としての1位はスピードスケート男子500mの2回目(NHK総合13日6:00)で15.5%。スピードスケート男子1500m(NHK総合20日7:00)が14.1%で続いている。時差の関係で放送時間が早朝からだったことと日本人選手の不振でが影響したのか、低調だったようだ。ちなみに最低^_^;だったのはノルディック複合(テレビ朝日18日5:00:団体にあらず)の0.7%だった。

 NHK-BS2およびハイビジョンで『あなたが選ぶ名場面』というのを放送していた(25日18:00〜22:00)。11万9357票の投票結果は以下の通り。これに関してはあーだこーだ言うつもりはない。記録として載せておきます。

順位 種目 得票
1 フィギュアスケート/男子シングル 1万9499
2 カーリング/女子 1万3626
3 フィギュアスケート/女子シングル 1万2523
4 フィギュアスケート/エキシビション 1万0908
5 ショートトラック/男子1000m 9975
6 フィギュアスケート/ペア 8035
7 フィギュアスケート/アイスダンス 5367
8 フリースタイルスキー/女子モーグル 4885
9 スピードスケート/男子500m 4854
10 スノーボード男子ハーフパイプ 4338

 25日の『荒川強啓デイキャッチ』(TBSラジオ/月〜金15:30)で、感動したかどうかと、キャッチフレーズをつけるとすれば……という意見を募集していた。ある女性が、「アメリカの、アメリカによる、アメリカのためのオリンピック」と言っていた。上手いことを言うなぁと感心したまる三であった。それに倣ってぼくもひとつ考えた。

Trouble on Ice

 どう^_^;?