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白衣の天使・看護師

2002.5.1

 いやぁにわかには信じられへん事件が起こりましたなぁ。看護師による保険金殺人@福岡県久留米市ですわ(なぜか関西弁もどき^_^;)。B級サスペンスだってこんな筋書きは考えないだろう。

 このサイトで何回か矢面に立たされている荒川強啓氏が、30日の『荒川強啓デイキャッチ』でまた言ってた。

こういう命を預けている人たちに、こぉんなような事件を起こされるとなると……何を信じていいのかという不安が走りますねぇ。

 この一事をもって看護師一般に不安を感ずる必然性はまったくない。あまりにも短絡的に過ぎる。こういう判断基準は、職業差別を生む温床といってもいい(ちと大袈裟すぎるか^_^;)。あくまで個々人の問題であって、看護師全体を敵に回すような発言は不用意だ。

 この論理を敷衍すると、近所の駐在さんも信用できないし、子供が通う学校の先生もアブナイし、役場の職員も検察も裁判所も、ぜーんぶ信用できなくなってしまう。それは明らかにおかしいですよね、荒川さん。

 

 ところで、“看護婦・看護士”→“看護師”という呼び方にはまだ慣れないね。他にも、今年3月1日から“保健婦・保健士”→“保健師”、“助産婦”→“助産師”、“准看護婦・准看護師”→“准看護師”という変更があったのだけれど、まだまだ浸透していないようだ。ピンと来るようになるまでどれくらいかかるだろう。