2002.4.5
ラジオの時報にはスポンサーが付いている。文化放送の場合はスジャータ(コーヒーに入れるクリーム)でおなじみの「めいらくグループ」だ。
で、TBSラジオのスポンサーが今年度から変わった。3月まではセブン-イレブンだったのだが、4月から360度転換してファミリーマートになった(あ、360度廻ったら元通りだけれども、コンビニという同業種内での変更なのでこう表現してみました)。こういう変更は珍しいんじゃないかな。
これだけではなんなので^_^;、荒川強啓さんのことを付け加えておきましょう。彼は、TBSラジオで『荒川強啓デイキャッチ』(月~金/15:30~17:50)を担当している。彼の短所は話が広がらないことと論理的でないことだ。
聴取者からのファックスを読んだあとや、ゲストへのインタビューなど、話が広がらない。台本どおりに進行しているだけという印象を受けてしまう。
論理性のなさはもう致命的。主張そのものが分らないということはさすがにないが、“なぜ”という点に関しては理解できないことが多い。声を荒げているだけ、と切り捨ててしまってはちょっと言い過ぎか。日替わりのコメンテーターと意見が異なると、あとはもうただただ笑って(誤魔化して)いるだけで、自分の意見をキッチリ説明することは放棄してしまうのだ。
おまけに、4日の放送では、
「矢面に立って攻撃していた公明党が……」と口走る始末。おいおい、「矢面」というのは攻撃される側だよ。「鈴木氏が野党の攻撃の矢面に立たされた」みたいにね。
しゃべりで勝負しているフリー=アナウンサーとは思えない(ま、『吉田照美のやる気MANMAN!』を聞き始めてから、いっそう耳に付くようになったことなのだけれどね)。一日のニュースを振り返る「デイキャッチ ランキング」のコーナーがなかったら僕は聞かないよ、という程度のお粗末さではある。
荒川氏がしゃべれないから御意見番がつくのか、御意見番がつくからしゃべれなくなっているのか、それが問題だ。