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ウォザースプーン残念記念

2002.2.13

 誤解のないように書いておくけれども、今日のタイトルには皮肉とか逆説的ということは一切ない。全力を出しつくしたもの同士が戦って勝つことこそ素晴らしいと思う。以上、まる三レッドでした(よく分からない人はこちらを参照してね)。

 

 11日の地上波(フィギュアスケートのペアフリー)担当はテレビ東京だった。現地キャスターは龍田梨恵アナと、シドニー五輪女子メドレリレー(平泳ぎ)で銅メダルを獲得した田中雅美さん。田中さんはコメントを述べる際にしきりに原稿に目を落とす。これは誤解を招くかもしれない。まさか誰かに原稿を書いてもらっているとは思わない(誤解を覚悟で、かつ、失礼を詫びながら書いてしまうが、ゴーストライターを用意して物見遊山でソルトレイクまで来てもらうほどの“大物”とは思えない^_^;)。でも、あんな風に頻繁に原稿を見てしまうと「他人の原稿じゃないの?」と邪推したくなる。僕は田中さんの密かなファンなのでちょっと残念だった。

 

『荒川強啓デイキャッチ』(TBSラジオ/月〜金15:30)では、「あなたが陪審員」というコーナーで「オリンピックから祭典競技はなくすべき! この意見に賛成or反対?」を聴取者に問うていた。フリースタイル女子モーグル6位の上村愛子選手とスノーボード男子ハーフパイプ5位の中井孝治選手を踏まえて、荒川氏が提言した問いかけだ(特に中井選手の場合は涙するコーチもいた)。

 いろいろと理由らしきものを述べる荒川氏ではあったが(ここで紹介したいのはやまやまだが、僕には何が言いたいのかよく分からなかった^_^;)、結局、日本選手が負けたのが口惜しかっただけらしい。たぶんメダルでも取っていればこんなことは言い出さなかったに違いない。「排除すべきでない65%」という結果にガッカリしていたところを見ると、荒川氏はかなり本気だったらしい。荒川氏の非論理的な部分には、ときどきついていけなくなるまる三であった。