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『土用の丑の日』のトリビア

2002.7.21

 20日は“土用の丑の日”だった。土用の丑の日について僕が知っていることといえば、平賀源内が発案者だということくらいだったので、ちょっと調べてみた。

土用”って何? 「立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間(ときには19日間)。現在は特に立秋前の夏の土用をさす。土気の作用の意で,この気によって四季が始まるとする。」(学研「新世紀ビジュアル百科辞典」)とのこと。

今年に関して言うと立秋が8月8日で、19日前の7月20日が土用の入りということ。20日が丑の日であるとともに、8月1日が“二の丑”である。20日にうなぎを食べ忘れた方は8月1日にどうぞ。

 立秋というのは二十四節気のひとつで、昼と夜の長さが同じ「春分日」から翌年の「春分日」までを24等分したうちのひとつ(10番目:春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋)だから、太陽暦だろうと太陰暦だろうと同じころになる。つまり昔も今も、(関東で)梅雨が明けた頃が土用の入りなのだ。

 昔のひとも、梅雨明け10日のうちにうなぎを食べてたんですね。