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NFL OSAKA 2002テレビ観戦

2002.8.7

土日のHDDの換装に続いて、5日の晩は再インストールをしてました。「おやっ」と思った方はスルドイです。換装が終わって動いているのだから再インストールする必要はないのです。が、何かあったときの練習^_^;ということで。ちょっとかっこよく言えば、“危機管理”の一環です。

 4日日曜日に、大阪ドームでNFL OSAKA 2002というアメリカンフットボールの試合があった。NFLのSan Francisco 49ersフォーティナイナーズとWashington Redskinsが来日し、プレシーズンマッチ(プロ野球風に言えばオープン戦)を戦った。

NFLのプレシーズンマッチが大阪で開催されたのは初めて。東京では何回か開催されてきたが、日本のアメフトは東京よりも大阪のほうが“本場”と言ってよい。強い、というよりも人気があるのだ。実際客席には、熟年夫婦といってもいい人たちがたくさんいた。

 地上波では関西テレビ(僕が見たのはフジテレビなので、以下フジテレビと書きます)が、CSではGAORAがテレビ中継をしてくれた。フジテレビは1時間25分枠(13:30〜14:55)のダイジェスト、GAORAは4時間枠(18:00〜22:00)のノーカットという違いがあったが、さらに、フジテレビは独自映像で、GAORAはアメリカ国内向けのESPNの映像という違いもあった。

 カメラの台数も違えばカメラマンの腕(アメフトというスポーツの理解度)も段違いなので、見易さの差は一目瞭然。たとえばパスのシーン。フジテレビのVTRでは、パスを投げる選手と投げられたボールと受けた選手を1台のカメラで捕らえた映像だったが、GAORAのVTRだと、パスを受けた選手がどのように走ったか/相手のマークをはずしたか奈土が再生される。

 

 でも、フジテレビの放送がイマイチだなぁと思ったのは、川村ひかるさんをゲストに迎えていたことだ。あ、いや、この書き方は誤解を生むな(反省m(__)m)。アメフト初心者代表として川村ひかるさんを放送席に招き、解説者(久保田薫さん)がルール解説をする形式をとって、初心者でも見られる放送を目指したようだ。しかし、川村さんが疑問に思わないことは流されてしまい、体系的とはいえずなんとも中途半端。それに、日曜日の午後のひととき、アメフトを見たことのない人が見てみようと思うものかね。

 アメフトファンのまる三としては、アメフトの人気が日本で上がることは切に願うけれども――となればテレビ放送が増える(^_^)vから――、ちょっと欲求不満だった。

でもね、NFL TOKYOを放送していた日本テレビよりはマシ^_^;。日本テレビは、「スーパースターのプレーが見られます」と盛んに前宣伝をし、主力選手を中心に放送を組み立てていた。でもこれはオープン戦だから、主力選手は顔見世程度で引っ込んでしまい、ロースター入り(プロ野球風に言うと開幕一軍ベンチ入り)当落線上にいる選手たちが戦うのが常。したがって放送はなんとなくスカスカになってしまうのだ。
それに比べれば、フジテレビの放送は(得点シーン中心とはいえ)試合そのものを見せてくれていたと思う。

 忘れていた興奮が6カ月ぶりによみがえってきたまる三だった。