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炎天下で御苦労様

2002.8.15

昨日書いたニッポンハムの牛肉偽装問題で、「3人の営業部長がそれぞれ独断でやったことで、ニッポンハム本社の関与はなかった」という調査結果報告が農林水産省からあったようです。にわかには信じがたい内容ですけど、まあ信じるとすると、それはそれで恐ろしいことです。
同時に3人が同じことを思いついたとすると食品業界っていうのはスゴイところですね。横の連絡はあったのかもしれませんけれどもね。

 NHK総合の高校野球中継を見ている。といっても熱中しているわけではなくて、1日に1時間強くらいづつ見ていての感想だが――

どうも忙しない。

 カメラがころころころころころころころころ変わるのだ。どの試合だったか忘れてしまったけれども、「あと一人」というところで打者が三塁邪飛を打ち上げた。打球を追いかける三塁手が映っていたと思ったら、打者のアップになってしまい、三塁手が捕球するシーンが流れなかった。

 実はこの流れはよくあることで、好機に凡打するとアップで(ちょっと悔しそうな顔を)全国に流されてしまうのだ。逆に、ピンチを迎えたピッチャーのアップもよく流れる。まるで和田勉演出のドラマを見るようである<わかりづらいですか?

 

 さらにまたいちゃもん^_^;を付けると、“応援メッセージ紹介”というのが気恥ずかしい。「勝利を信じています」だの「1点を取る大切さを実感しました」だのと、気恥ずかしい言葉が聞こえてくる。万が一母校が出場したら、僕だって応援メッセージを送ってしまうかもしれないけれど、直接学校に送るな。放送局が「責任を持って選手に届けます」と宣言しても、放送局には送らない。

 どういう思いで放送局に応援メッセージを送っているのか聞いてみたいものだ。