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愛機の話

2002.9.21

 19日の午後11時頃、Windows Updateにアクセスしてみたら、Windows XP Service Pack 1のダウンロードができるようになっていたので適用してみた。おかげで、以下のような表示なった。

上のヤツは、窓の手を使ってデスクトップに表示しているバージョン情報。
下のヤツがXPっぽくないですが、あのデザイン(色遣い)が嫌い^_^;なのと、昔(9x系)風にするとレスポンスがよくなると言う記事をいろんなところで読んだので、僕は変更しているのです。

バージョン情報-適用後

 参考情報をいくつか――

  1. Windows Updateを使って最新の状態を維持している方でも30MBほどのデータを――最初にダウンロードする1.9MBの他に――ダウンロードする必要がある。
    Windows Updateを一度もしたことがない場合は34MB弱になった。
  2. で、このダウンロードが遅い^_^;。我が家はベストエフォートで8MbpsのCATVインターネットなのだが、実効速度で50kbpsほどでしかダウンロードできなかった。
  3. そのせいもあって、全体で小2時間かかった。
  4. Service Pack 1はアンインストールが可能だが、そのためには230MBほどのHDD領域が、Cドライブwindowsフォルダ内に必要となってくる(ドライブの変更は可能だし、アンインストール不要を選択すればこの領域も不要)。

 

 さて、これだけではなんなので^_^;ハードディスク(以下HDD)を取り替えた話もしておきます。

◆機種選定

まずは大きさだけれども、僕のパソコンは富士通BIBLO FMV NE7/75というノートパソコンなので(こちらも参照)、必然的に2.5インチHDDということになる。3.5インチならば容量120GBで回転数5400bpmというのが主流だけれども、2.5インチだと40GB/4200bpmあたりが主流。価格.comでの評判を見て、IBMのIN25N040ATCS04(40GB/4200bpm/キャッシュ2MB/流体軸受け)に決めた。

◆購入

これはもう価格.comにおんぶにだっこ。5月くらいにメーリングリストに登録し、最安価格をチェックし続けた。実を言えば、1万5000円に近づいたので重い腰を上げたのだ。
7月31日時点での価格は下表のようになっていて、商品代金そのものは80円高いけれども、代金引換料の安さと即納が光ったためB店の通販に決めた(ちなみに隣街にあるパソコンショップでの店頭価格は約2万円高だった)。

商品代金 送料 代引料 納期
A 1万4900円 800円 700円 確認中
B 1万4980円 800円 500円 即納
C 1万5000円 800円 800円 3〜4日
D 1万5080円 1000円 0円 在庫わずか
E 1万5080円 1000円 400円 1〜3日

◆作業

最初にお断りしておくけれども、たぶん参考にはならないと思う^_^;。というのは、Partition Magic 7とHDDを外付けできるPCカードを僕が持っているから。Partition Magicを使って既存HDDの中身を新HDDにコピー(3時間かかったけど)。パソコンをひっくり返し、左下にある蓋を外したらフロッピディスクドライブの下にHDDがあった(右側パームレスト部分がえらい熱くなっていたので、ここだろうなぁと思っていたら案の定そうだった)。ひょっとして起動できないかなぁと心配していたのだけれど、BIOSも正常に認識したし、アクティブ設定にもなっていて苦もなく起動できた。
その後、“すっきりきれいなレジストリ”にしたいという欲求に勝てず、(Windows Meの)再インストールからやったけれども、一番驚いたのは、Windows Updateで52.6MBもの修正モジュールをダウンロードする必要があった点だった。
 

◆効果

体感的に「おー速くなったなぁ」というのはないけれども、HDBENCHの数値を見ると、下表のように速くなっているようだ。また、手を置いておけないほど熱くなっていたパームレストも、ほのかに熱い程度になった。音については、もともと流体軸受けだったせいか、びっくりするほど静かになったということはない。

c:ドライブ100MBの結果。単位はkbps
  Read Write Random
Read
Random
Write
換装前 16100 12186 3681 2780
換装後 17358 13072 7950 7274

◆アクティベーション

HDDの交換でWindows XPやOffice XPの認証アクティベーションが――すんなり認証されずにオペレータによる対応が――必要になるかと思ったけれども、不要だった。

あ、そうそう。HDDの換装を行うと、メーカのサポート対象外になってしまいます。また、上記内容は換装を保証するものではありません。自己責任で実施してください。