2003.1.10
松井秀喜選手が、正式契約と入団発表のために9日午後、ニューヨークに向かった(詳細は朝日新聞の記事参照)。
朝日新聞の記事では、2分44秒の動画(WindowsMediaPlayerまたはRealPlayer)も配信している。(NHK総合『ニュース10』でも映っていたが)金髪の客室乗務員から花束をもらうシーンなど、いい写真を撮りたいカメラマンたちが「こっち向いてください」「松井さーん、お願いしまーす」と叫ぶのに対して係員が「あとで反対側も向きますから……」などと殺気立っていたようだ。
ん!? 金髪!?
そうなのだ。松井選手は、コンチネンタル航空8便でアメリカに向かったのだ。そこで疑問が湧く。
JALグループのイメージキャラクターの松井がなぜコンチネンタル航空で?
答えは簡単。コンチネンタル航空とオフィシャル=エアライン契約を結んでいるヤンキースがチケットを用意したからだ(コンチネンタル航空はヤンキース以外にも、NBAのニックスとネッツ、NHLのデビルスなどと契約している)。
JALグループは絶対悔しがっているはずだ。
コンチネンタル航空8便トリビア:
成田を日本時間17:40に飛び立ち、ニューアークに米国東部時間16:20に到着する。飛行時間は12時間40分。ニューアークというのは、ニューヨークの対岸にある街だ。
エコノミークラスは1401ドル52セント(約17万円)だが、松井が乗った(であろう)ファーストクラスは5195ドル52セント(約62万円)だ。
同じ日、清水エスパルスのMF戸田和幸選手が渡英した。イングランド プレミアリーグ所属のサンダーボルトの入団テストを受けるためだそうだが、彼の場合は、エスパルスのメインスポンサーであるJALに乗って行ったようだ。