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『荒ぶる』

2003.1.12

 強いですね>早稲田ラグビー。今季はオックスフォード大学との親善試合(上井草練習グラウンド開設記念)に引き分けただけで、大学チームには負けなかったそうだ。

 僕はちょっと出かけていたせいもあって、後半途中――時刻で言うと15:10ころ――から、文化放送を聞き始めた。実況(および2名のレポート)アナウンサーの名前を憶えていないのだけれど、なかなか上手な実況だった。どちらのチームがボールを持っているのか、どこらへんまで攻め込んでいるのか、起きてしまった反則は何なのか……なんてことを的確に実況していたようだ。

ただし、唯一かつ最大の不満がある。ノーサイドの笛が聞こえなかったのだ。

 みなさんがどうか知らないけれど、僕は、ロスタイムに入ってからは目よりも耳に神経を集中する(テレビ観戦での話だけど)。“ピッ”という笛でプレイが止まるたびに耳をダンボの耳にし、“ピーピーピーーッ”というノーサイドの笛が吹かれるかどうかに集中する。

 そんなわけで11日も、耳をダンボの耳にしていたのだけれど、今回の実況アナウンサーは、時計を見て笛を口元に持っていく審判を見て、「ここでノーサイド。早稲田大学13年ぶりの大学日本一」と叫んでしまったため、ノーサイドの笛が聞けなかった。

 画竜点睛を欠くっていう気分。うーん。残念。

今日のタイトル『荒ぶる』は、早稲田大学ラグビー部が大事な一戦――決勝戦とか早明戦とか――に勝ったときだけに歌う“第二部歌”です。