2003.2.6
水素と酸素を化学反応させて電気を取り出す“燃料電池”。水しか排出されないため、特に自動車への応用が期待されているようだ。国内では、トヨタ・ホンダ・日産・マツダが研究・開発をしている(トヨタ・ホンダは商品化済み)。
少々前から不思議に思っているのだけれど、答えが出ない疑問が2つある。
疑問その1:水素の供給はどうするの?
ガソリンスタンドならぬ“水素スタンド”が街なかにできるのだろうけれど、水素はどこから手に入れるのだろう? 天然ガス(メタンCH4)や化石燃料(石油・石炭)やコークス炉の副産物であるコークス炉ガス(COG:Coke Oven Gas)から精製するらしいけれど、充分な供給量は確保できるのだろうか? 水素鉱山なんて聞いたことないしなぁ。
疑問その2:“酸素燃費”はどれくらい?
酸素は大気中から取り込むのだろうけれど、どのくらい消費するのだろう? 運転者が酸欠になったりする心配は無いだろうけれど、交通量の多い道路付近では酸素濃度が薄いなんてことは起こらないのだろうか(杞憂のような気はするけど)。
御存知の方はいらっしゃいますか?
燃料電池については、ナノエレクトロニクスというサイトが解りやすいです。