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今場所の気になるアノ人

2003.7.20

 大相撲七月場所(名古屋場所)は、千代大海と魁皇による千秋楽三敗相星決戦となった。四敗での優勝が避けられたことは寿ことほぐけれども、優勝した力士の来場所が綱取り対象になるかどうかが気になるまる三であった。

 さて、以前、桟敷席で金扇を持つ小父さんが気になったまる三だが、今場所、西の花道(テレビ画面むかって右が西)に連日座っている宜保愛子似の和服姿の女性が気になってきた。連日というのは大袈裟ではなくて、14日目まで毎日同じ場所――西の力士が蹲踞そんきょの姿勢を取ると映る場所――に座っているのだ。すべて違うかどうかは判らないけれど、同じ着物を続けて着たことがない。ま、一言で言えば、出勤前のクラブのママさんが相撲観戦をしているという画柄である。

 そういう眼で見てみると、今場所の桟敷席には和服姿の女性が多いことにも気がついた。名古屋のクラブのママにとっては、出勤前に相撲観戦をすることがステータスなんだろうか?