2003.8.6
ジダン・ロナウド・ロベルト=カルロス・カシーリャスが先発しなくても、レアル=マドリーにはラウール・フィーゴ・ベッカム・マケレレが居るんですね。とんでもないチームです。
ジダン以下先発しなかった4人は中国リーグ選抜のときは先発しており、この時はほぼベストメンバーだった。その差が、12億人と1億2000万人という“市場規模の差”に起因するものだったら諦めもつくけれども、「日本だったらベッカムを出しとけばいいだろ」という判断だったらチト悲しいかも。
さて、『吉田照美のやる気MANMAN』（文化放送／月〜金13:00〜16:00）で得た情報によると――
- レアル=マドリーが、公開練習＠東京ドームで得た収入が約1億円（東京メトロポリタンテレビが支払った放映権料は300万円だとか）。
- 当初は鹿島や磐田や横浜に話を持っていったが、レアル=マドリー側の“取り分”で折り合いがつかず、3億円提供を申し出たFC東京に落ち着いた。
- 中国・日本・香港・タイと続く“アジアツアー”でレアル=マドリーが得る収入は――グッズ販売収入は別にして――1試合平均4億円。
僕みたいな貧乏人には、想像できない金額が動いているようだ。
さて、この日のテレビ中継はテレビ東京だった。まる三は、ハイビジョンカメラを3台だけ投入したBSデジタルのBSジャパンで見ていたのだけれど、なかなか上手だった。具体的に言えば、実況はうるさくなかったし、スローVTRも試合の流れ（緩急）を見極めた的確な挿入の仕方だったと思う。系列局のテレビ大阪がヤクルト×阪神＠神宮球場を中継する予定だったらしいが雨天中止になってしまった。どうしたんでしょうね？
画期的(?)だったのがラジオ中継。TOKYO-FMをキー局に、全国38局ネットで放送していた。どうやら、JFN（Japan FM Network）加盟局で放送したらしい。実況アナウンサーに難はあったけれども、テレビでカバーできない地域に効果はあったようだ。