2003.9.18
マイケル=ムーア監督作品『ボーリング=フォー=コロンバイン』を観た。これまた観たいとは思っていたけれども近隣で公開されなかったので見逃していたものだ。
1994年4月20日、コロラド州リトルトンのコロンバイン高校で起こった生徒による銃乱射事件――12名の生徒と1名の教師が射殺され、犯人2名も自殺した――に刺激された太っちょジャーナリスト^_^;マイケル=ムーアが、弾丸を売っているKマートの本部や全米ライフル協会[NRA]会長チャールトン=ヘストン邸などに突撃取材を敢行し、年間1万1000人余りが射殺される銃社会アメリカの問題点を探るドキュメンタリー映画である。
いやはや面白かったです。インタビューしているのはムーア本人なのだけれども、けっして誘導尋問しない――伝えたいことありきではない――ところがえらいと思いました。
こういうドキュメンタリーが出てくるっていうところに、アメリカに対する一抹の希望を感じます。