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諦めるのはまだ早い

2003.10.21

 19日の『伊集院光 日曜日の秘密基地』(TBSラジオ/日13:00〜17:00)のゲストは立川談志師匠だった。談志師匠が、広岡達朗さんから聞いたという“日本シリーズを制する秘訣”が今日のお題。それは――

第3戦と第5戦に勝てばよい

 だそうだ。

 2連敗しても第3戦で勝てば1勝2敗、第4戦で負けても第5戦に勝てば2勝3敗になる<当たり前^_^;。で、続く第6戦をしのげば第7戦には勝てるのだそうだ(ただし、対戦相手が第6戦を捨ててきたら、第6戦に勝っても第7戦には勝てないとのこと)。
僕の推測で補足すると、第5戦に勝つことによって、勝ったチームは「まだ行ける」と思い、負けたチームは「一筋縄では行かないな」という心理になるんじゃないかな。そのうえ、第5戦・第6戦を連勝すれば勢いモーメンタムはこっちのものということだと思う(そういう意味では3番目に大切なのが第6戦か)。

 というわけで、まだまだ諦めるのは早いでしょう>阪神ファンのみなさん。

今年の沢村賞(優秀な成績を収めた先発投手に贈られる賞)の発表があり、井川慶投手(阪神)と斉藤和巳投手(ダイエー)が同時受賞しました。二人が選出されるのは37年ぶりだそうです(詳しくはこちらを参照してください)。
ところで、どうして日本シリーズ開催中に発表するんでしょ? そりゃ20日には試合がなかったから話題として埋没する恐れはないけれど――でも実際問題としてはヤンキースの松井選手がホームランを打ってるから一面は飾れないな――日本シリーズが終わってから発表したほうが良くないですか? 事実、斉藤投手は「日本シリーズ中だし、目いっぱい喜ぶことはまだできない」というコメントをしています。
日本シリーズが終わってからならば、喜色満面で気の効いたコメントが出てくるような気がするんですけど……。

【2003年11月3日追記】
第3戦と第5戦を勝ったタイガースでしたけれども日本一にはなれませんでした。結局、本拠地でしか勝てなかった今年の日本シリーズ、誰が名づけたか“内弁慶シリーズ”だそうです。