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三行書評 第121回

2003.10.20

 五つ星が満点。

玉木正之
『スポーツ解体新書』
(日本放送出版協会ISBN4-14-080749-0)
お薦め度 ★★★★★
あらまし 日本人にとって「スポーツ」とは何かを、体育・ナショナリズム・アマチュアリズム・企業スポーツ・プロスポーツ・ジャーナリズムなどの切り口で解体し、スポーツが抱える問題点が幅広く――プロ野球・オリンピックなどにとどまらずジャーナリズムや行政・学校教育についてまで――について概説されている。
コメント 約4年前に『スポーツとは何か』(講談社現代新書)という本を読んだが、その改訂版みたいな本。お薦めです。
小泉武夫
『納豆の快楽』
(講談社ISBN4-06-268344-X)
お薦め度 ★★★★★
あらまし “味覚人飛行物体”と呼ばれる著者が表した、世界で七番目に臭い食べ物“納豆”に関するエトセトラ。小泉流納豆快食法レシピ22個つき。
コメント うーむ、たまらん。パブロフの犬と化して口中に唾液がたまること必至の一冊。